関西のテーマパークといえばUSJ。マリオやミニオンなど、子どもが大好きなキャラクターに会える大人気のパークです。しかし、障がいのある子どもと行ってみようと思うと、

車椅子やバギーでも楽しめる?



アトラクションには乗れる?オムツ交換の場所は?
など、不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そんなお悩みの方が安心してパークを楽しめるよう、この記事では、USJの障がい者向けの設備やサービスについて解説します。



医療的ケアのある重症心身障害児を育てる筆者が、実際に遊びに行った体験談も交えて紹介します。ぜひ参考にしてください。
USJパーク内のバリアフリー情報
パーク内の移動
USJのパーク内はバリアフリー対応がされており、基本的に1階建て、またはスロープで移動できる構造になっています。2階建て以上のエリアにはエレベーターが設置されているため、車椅子やバギーでの移動が可能です。



アスファルトの平坦な路面が多く移動に困ることはありませんでした。ただ、ハリウッドエリアやハリーポッターエリアなど、一部エリアには石畳調の路面や凹凸のある場所があり、車いすやバギーでは振動を伴うこともありました。
ベビーカー・タグ


ベビーカーを車椅子として使用している場合、ベビーカータグを付けていると、アトラクションやショーの鑑賞エリアなどで車椅子と同様の案内をしてもらえます。
配布場所
ベビーカータグは、パークのエントランスを入って右側にある「車椅子・ベビーカーレンタル」及び各アトラクションの入り口で配布されています。
ベビーカー・車椅子のレンタル
エントランスでは、有料で車椅子やベビーカーがレンタルできます。
レンタル金額
- 車イス1台:500円(非課税)
ハンドブレーキ付ステンレス製、座面幅42㎝、奥行き40cm
- ベビーカー: 1人用:¥1,100(税込)
リクライニングあり、生後1ヶ月から48ヶ月までの子どもが対象
普段は歩いている子どもでも、パーク内では想像以上に移動距離が長くなるもの。必要に応じて利用を検討してもよいでしょう。
USJ滞在中に利用できる設備
USJには、パーク内で障がいのある子どもと家族が安心して過ごすための設備があります。
ファミリーサービス
ファミリーサービスは授乳室やおむつ交換台、粉ミルク用のお湯や電子レンジを利用できる施設です。
場所
- ゲストサービス横(パークに入ってすぐの左側)
- ユニバーサルワンダーランド内
多目的トイレ
USJには各エリアに2~4ヵ所の多目的トイレがあります。一部のトイレにはユニバーサルシートも設置されています。
ユニバーサルシートが設置されているトイレ
- ハリウッドエリア:スタジオギフト・ウエスト側
- ニューヨークエリア:ルイズ N.Y. ピザパーラー奥
- アミティ・ビレッジ:アミティ・ランディング・レストラン横
▼各トイレのレイアウトやパーク内での位置が確認できます
バリアフリートイレのレイアウト|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ
ファーストエイド(救護室)
体調不良時やけがをした場合などに利用できます。障がい者専用のオムツ交換ベッドやオストメイト対応トイレも設置されています。
場所
- ハリウッドエリア:エントランスを入って右側
- サンフランシスコ・エリア:「ザ・フライング・ダイナソー」側から橋を渡り右側



筆者は、ユニバーサルシートのあるトイレを事前に調べていきましたが、当日は混雑しており場所がわかりませんでした。そのため、救護室でオムツ交換をしました。救護室ならスタッフの方に聞けばすぐに場所がわかるので、多目的トイレがわからない場合のために覚えておくと安心です。
食事に関する情報
パーク内の多くのレストランでは、電子レンジでの温めや湯せん、お湯の提供に対応しています。また、一部のレストランでは通常のメニューのペースト化やペースト食の提供も行っており、さまざまな方が利用しやすくなっています。
ペースト食の提供が可能なレストラン
- ハピネス・カフェ®
- ロストワールド・レストラン
- ディスカバリー・レストラン
- SAIDO(通常メニューのペースト化は不可)
ペースト化は当日受付も可能ですが、メニューや混雑状況などによって対応に時間がかかる可能性があります。
有料のペースト食は「ハンバーグセット」と「白身魚セット」の2種類です。





筆者は10:30ごろの比較的空いている時間帯にレストランへ行き、有料のペースト食を注文しました。当初40分ほどかかると案内されましたが、実際には20分程度で提供されました。





固すぎず、注入もスムーズでした。おかゆはやや粒がありましたが、柔らかかったので問題なく注入できました。ミキサー対応も可能とのことなので、注文時に相談してみてください。
アトラクションに関する情報
バギー・車椅子のまま利用できる主なアトラクション
USJには、バギー・車椅子のまま利用できるショーやアトラクションがあります。
ライド系アトラクション
- ヨッシー・アドベンチャー
- ミニオン・ハチャメチャ・ミッション ~大悪党への道~
- ジョーズ
ライド系のアトラクションは、バギー・車椅子の形状によっては指定の車椅子への乗り換えが必要です。その他にも、複数の利用条件をクリアしていないと利用できない場合もあります。
▼利用条件は公式ページをご覧ください
車イスをご利用の方|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ
ショー・シアター系アトラクション
- オリバンダーの店
- ハローキティのリボン・コレクション
- シング・オン・ツアー
- プレイング・ウィズおさるのジョージ
- シュレック 4-D アドベンチャー
- セサミストリート 4-D ムービーマジック
- ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー
- 名探偵コナン 4-D ライブ・ショー ~星空の宝石(ジュエル)~
- ウォーターワールド



ライド系のアトラクションは利用できるものが限られていますが、ショーやシアター系だけでも十分楽しめました!
ゲストサポート・パス
ゲストサポート・パスは、アトラクションの待ち時間を待機列以外の場所で過ごすことができるサービスです。入場時間を予約して、その時間まで別の場所で待つことができます。
対象者
ゲストサポートパスの対象者は、以下の手帳をもっていて長時間列に並ぶのが難しい方です。本人を含めて最大6名まで使用できます。
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 被爆者手帳
- 戦傷病者手帳
発行方法
発行場所はゲストサービスの受付、もしくは各アトラクションのエントランスです。障がい者手帳と当日のスタジオパスを提示すれば、発行されます。なお、障がい児本人だけでなく、利用する同行者も含めた全員で受付をする必要があります。
使用方法
乗りたいアトラクションの入口で、クルーにゲストサポート・パスを提示します。クルーが、その時点での待ち時間を確認し、パスの用紙に案内時間を書き込みます。その後、指定された時間になったらアトラクションに戻り、パスを提示します。
なお、待ち時間の間は「アトラクションの待ち列で待機中」という扱いです。そのため、他のアトラクションを利用したり、予約したりすることはできません。
障がい者向けサービスを活用して家族みんなでUSJを楽しもう!
USJには、障がいのある子どもも安心して楽しめるような設備・サポートがあります。乗り物のアトラクションは利用が難しいことが多いものの、ショーやグリーティングは充実しており、パーク内を歩いているだけで楽しめるスポットです。
この記事を参考に、ぜひUSJに行ってみてください。
▼USJの障害者割引情報はこちらの記事から


















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