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就学後の不安が消えた日

就学後の不安が消えた日
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就学すると、先生はどこまで子どもを見てくれるのだろう。

障がいがあるからこそ、そんな不安がこの1年あったように思います。

年度末の3月。

幸太郎の通う特別支援学校と放課後デイサービスで、保護者面談がありました。

面談では主に、担任・担当の先生が作成してくれた計画書をもとに、普段の様子と、これからの目標について話し合いをします。

就学前、我が家は主に市の親子通園を利用していました。

昨年までは、毎日のように先生と顔を合わせ、様子を細かく共有していたので、面談は“日々の延長線上”のような感覚がありました。

教室でピンク色の座位保持椅子に座った男の子とマスク姿の母親が隣に並んでいる様子。
親子通園していた頃

それが就学してからは、全く離れて、先生とのやり取りは主に連絡帳に。

我が子以外にも、たくさんの子どもがいる環境で、

「どこまで、わかってもらえるだろう」

「どれくらい見てもらえるだろう」

そんな気持ちがあったのが、正直なところでした。

そんな私の心配を、一瞬で拭い去ってくれたのが今回の面談です。

先生方が作ってくださった計画書は、学校やデイでどのように過ごしているのかが目に浮かぶくらい、丁寧に書かれていました。得意も苦手も、性格も、しっかり理解してくださっていました。

言葉を話せないからこそ、丁寧に見て汲み取りながら、子どもの『成長』を目指して関わってくださっていることが伝わってきました。

今までは『家族が関わるからこそ伸びたこと』が多かったのですが、

就学して初めて『親と離れた外の環境だからこそ伸びたこと』がありました。

先生のお話を聞いていると、「嬉しいなぁ」と思うことばかりで…。

「ありがとうございます」と何度言っても足りないくらい、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

我が家は就学のタイミングで引越しをしたので、新しい環境で、新しい学校と新しいデイに通うことになった幸太郎。

私と離れることが大きな課題でしたが、本当によく頑張った1年でした。

すごい!すごいぞ!!

書きながら振り返ると、しみじみそう思います。

車椅子に座った男の子とスーツ姿の父親が向かい合って歩道で手をつないでいる様子
朝、お父さんと通学バスを待つ様子

デイの先生が、来年度の目標として、こんな言葉を書いてくださいました。

『チャレンジした過程も認め伝え、安心できる大人と頑張れる力を育てる』

2年生はどんな成長が見られるのか。

きっとまた、体も心も大きくなる。

楽しみな気持ちを抱え、先生方と手を取り合いながら、私も全力でサポートしていきたいと思います。

生害を持った我が子を預けることに、不安はつきもの。

でも、心強い先生方と過ごす中で、外にも我が子の可能性がたくさん詰まっていると知ることができました。

だからこそ、今日も笑顔で「いってらっしゃい」と見送ることができるのだと思います。


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就学後の不安が消えた日

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この記事を書いた人

幸太郎(ハッピー太郎)は2018年生まれ、出生時に脳室周囲白質軟化症を患った重度心身障害児です。

3つ上に愉快な兄と、ドポジティブな父、私の4人家族で、私は男3人を眺めながら微笑ましくニヤニヤしたり、時には揉みくちゃにされながら毎日を楽しく過ごしています。

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