障がい児育児をする中で、成長とともに困りごとが増えるのが「お風呂」ではないでしょうか。
首が座っていなかったり、座ることが難しかったりする場合、体を支えながら洗う必要があり、入浴のたびに負担を感じることもあります。

できるだけ負担を少なく、安全に入浴するにはどうしたらいい?



障がい児の使えるお風呂グッズはどんなものがある?
そのように感じている方に向けて、この記事では障がい児の入浴介助に役立つお風呂グッズを紹介します。体重の目安別にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
障がい児の入浴はなぜ大変?
障がいのある子どもの入浴は、安全に配慮しながら行う必要があり、身体的な負担も大きくなりやすいケアです。
特に自分で座ることが難しい子どもの場合は、身体を洗うときや湯船に入るときに支える必要があり、入浴のたびに大変さを感じることもあります。医療的ケアがある場合は、安全面への配慮もより重要になります。
さらに、子どもの成長とともにそれまでの方法では対応が難しくなることも。そのため、子どもの体格や状態が変わるたびに、入浴方法や環境を見直す必要があります。
体重別にご紹介!障がい児の入浴介助に役立つお風呂グッズ
ここからは、入浴介助に役立つグッズを体重別に紹介していきます。
目安体重10kg以下:体が小さい時期に使えるアイテム


エアータイプのベビーバス
空気なので柔らかくフィットしてくれて安心です。
折りたたみ式ベビーバス
収納性とお手入れのしやすさ、組み立てやすさが魅力です。付属でクッションやネットをつけるとさらに安心!
バスマット
寝かせたまま体が洗えるのが便利です。
【購入時のポイント】
- サイズ
ベビーバスといってもコンパクトタイプから少し大きめまでサイズは色々。購入前にチェックするのがおすすめです。
- 支えがあるか
支えがあると入浴の負担はグッと減らせます。 クッション付きや、股ストッパー付き、首サポートなどを選ぶのもポイントです。


簡易浴槽
支えのあるタイプの簡易浴槽で安心感があり、ママ・パパの負担も軽減できます。S/Mの2サイズの展開です。
かえるのオフロ/かえるキッズのお助け隊
※必ずデモ使用をしてからご購入ください
浮き輪
浮き輪を使用して入浴するのも一つの方法です。



ファミケアメンバーのお子さんも浮き輪を活用して湯船につかっていたそう
※入浴中の使用は本来の用途とは異なる場合があります。使用の際は安全性を十分理解し、子どもから目を離さないようにしてください
目安体重10~20kg:体が大きくなってきたときに使えるアイテム
子どもの体が大きくなってきたら、福祉用具を取り入れるのも方法の一つです。障がい児の入浴の負担を軽減できる、さまざまなタイプの商品があります。
購入前にレンタルできるメーカーもあるので、一度試してみるのがおすすめだよ!


シャワーチェア
お風呂で使用できるメッシュの椅子です。座位保持椅子を基本構造としているため、自分で座るのが難しい子どもでも安定して座ることができます。背もたれの角度調節も可能です。
アクアピット/きさく工房
URL:https://kisakukobo.jp/ebook/aqua_pit2/HTML5/pc.html#/page/1
▼アクアピットについてはこちらの記事で詳しく紹介しています
お風呂ネット
ハンモック状のネットで支えながら浴槽につかることができます。
お風呂ベッド
寝た姿勢でシャワー浴ができるアイテム。使わないときは折りたためるので、省スペースなのもポイントです。
簡易浴槽
子ども用の簡易浴槽です。付属のスリングネットを使うことで安定した姿勢で入浴できます。
簡易浴槽ミニ/アビリティーズ・ケアネット株式会社
URL:https://www.abilities.jp/techno-aid/fukusiyougu/Bath-Toilet/bath/302850
また、福祉用具だけでなく市販品を工夫して使用している家庭もあるようです。
水上ハンモック


市販品の水上ハンモックを入浴に活用するアイデアも。ただし、本来の用途とは異なる場合がありますので、使用の際は安全性を十分理解し自己判断での使用はご注意ください。
ポータブル浴槽


赤ちゃんから大人まで使用できる折りたたみ浴槽です。使わないときはたたんでしまうことができるので、場所を取らないのが嬉しいですね。
ビニール製のポータブル浴槽


お風呂の床に置いて使用したり、ベッド上で使用することもできます。
目安体重20kg以上:持ち上げが限界になった時に使えるアイテム
体重が20kgを超えたら抱き上げるのが難しくなってきます。そんな時は介助用リフトなどの福祉用具がおすすめです。
入浴用リフト


リフトとシャワーチェアやシート状の吊り具を使用して入浴することもできます。支柱式や天井走行式などのタイプがあるので、業者の方に相談しながら検討するとよいでしょう。
▼リフトについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています


また、シャワーチェアや抱っこ紐でも負担の軽減ができます。


シャワーチェア
アクアピット/きさく工房
URL:https://kisakukobo.jp/ebook/aqua_pit2/HTML5/pc.html#/page/1
お風呂ベッド
らくシャワー/株式会社コーヤシステムデザイン
入浴用抱っこ紐
抱っこ紐を使えば、抱きかかえる際の介助者の負担を軽減できます。
抱っこ紐/株式会社松本義肢
シャワーを工夫するという選択肢も


リフト導入は悩むけれど浴槽への移動は大変…という際の選択肢の一つとして、シャワーを変更する方法も。LIXILのボディハグシャワーは、左右10カ所のノズルからシャワーが出るので、しっかり身体を温めることができます。
ボディハグシャワー/LIXIL
URL:https://www.lixil-online.com/bathroom/parts/bodyhugshower
設置場所や高さによってはシャワーが全身にかからないこともあるので、設置前にシミュレーションをすると安心だよ!
入浴の負担は工夫やアイテムで軽減できる
障がい児の入浴はアイテムを活用することで、負担を軽くすることができます。子どもの体格や状態に合ったグッズを選ぶことが、安心して入浴するためのポイントです。
ご家庭に合った方法を見つけるヒントとして、ぜひこの記事を参考にしてみてください。



















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