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人目が気になっていた息子の口唇口蓋裂。優しい運転手さんとの出会いで安心して出かけられるようになったあやこさんのストーリー #忘れられない家族の思い出を漫画に

家族の忘れられない思い出エピソードのあやこさんのストーリー漫画紹介
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産まれた時に唇と顎が割れていた口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)の息子を育てているあやこさん。

今回は、お出かけでいつも利用する路面電車で出会った、同じ気持ちをわかってくれる優しい運転手さんとあやこさんのストーリーをご紹介します。

目次

口唇口蓋裂の息子さんを育てているあやこさんのストーリー

私は口唇口蓋裂の息子を育てています。彼は現在7歳です。息子は生まれた時、唇とあごが割れていました。
一般的に唇の手術をするのは、生後3〜6ヵ月です。生まれてから手術をするまでの間、口唇口蓋裂の子は割れた唇のまま過ごします。ですので割れた唇のままで外出することに対して私は少し人目を気にしていました。
もちろん我が子のことは可愛くて仕方ありません。ですが、口唇口蓋裂のことを知らない方をビックリさせてしまうのでは…と不安でした。
ある日、息子と2人で出かけようと、停留所で路面電車を待っていました。路面電車は段差があるため、ベビーカーで乗る時にいつも運転手さんが手伝ってくれます。
この日も乗り降りする際に手伝っていただきました。すると降りる時、運転手さんが…
「うちの娘も口唇口蓋裂なんです」と声をかけてくれました。そのように声をかけていただいたのが初めてで、とてもビックリしました。
それから、その運転手さんは路面電車で私たちを見かけると声をかけてくれました。息子とのお出かけが怖くなくなったのはその運転手さんの優しい声掛けのおかげです。
手術の前に引っ越したため、唇が繋がった姿の息子と運転手さんはまだ会えていません。ですので、いつか息子を連れてあの運転手さんに会いに行きたいです。

素敵な運転手さんとの出会いから安心してお出かけできるように

口唇口蓋裂の息子を連れてお出かけする際は、人目が気になっていたあやこさん。

しかし同じように口唇口蓋裂のお子さんを育てている路面電車の運転手さんとの出会いにより、安心してお出かけできるようになりました。

口唇口蓋裂の手術後にその運転手さんには会えていないそうです。いつか成長した息子さんとまた一緒に、運転手さんとの再会を果たせますように。

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家族の忘れられない思い出エピソードのあやこさんのストーリー漫画紹介

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この記事を書いた人

2022年7月生まれの先天性ミオパチー(ミオチュブラーミオパチー)という指定難病の息子を育てている一児の母です。

普段仕事ではファミケアでインスタの運用をしています。
家族で旅行やおでかけをすることが好きです。また料理や読書なども好きです。

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