ETC障害者割引を利用するには、20歳以降は原則として本人名義のETCカードが必要です。しかし、障がいがある場合、本人名義ではクレジットカードの審査通過が難しいケースもあります。
この記事では、障害者割引を使いたいけれどETCカードが作れない場合の対処法について解説します。
20歳以降は本人名義のカードが必要
有料道路の障害者割引を受けるには、事前に「ETC利用対象者登録」を行う必要があります。制度上、重度障がい児の場合は保護者名義のETCカードの登録できる場合もありますが、20歳の誕生日を迎えると原則本人名義のETCカードに切り替えなければなりません。
しかし、本人名義のETCカードを作ろうと思っても、障がいの特性によりクレジットカードを作れなかったり、意思表示が難しかったりと、実際には本人名義のカードが用意できないこともあります。
その結果「ETC障害者割引を利用したいのに、ETCカードが作れず利用できない」という課題に直面するご家族も多くいます。
障がい者が本人名義でETCカードを作れないときの対処法
障がい者が本人名義のETCカードを作れない場合、以下のような対処法があります。
家族カードを作る
ETCカードを付与できるクレジットカードの家族カードを発行する方法があります。
障害者割引の対象となるためのETCカードでは、カード上に本人の氏名が記載されているカードが求められています。あくまでも、カード上に本人の氏名が記載されていれば良いため、本人のクレジット機能がついたカードである必要はありません。
名義人は障がい者の本人で、カード利用代金の支払者が家族といったように、名義人と引き落とし口座の名義人が違っても大丈夫だよ!
家族ETCカードの作り方
- 家族ETCカードを作成できるクレジット会社を調べる
家族ETCカードは作成ができるクレジットカード会社とそうでない会社があります。家族ETCカードを作れるクレジットカードを調べるか、持っているクレジットカードが、家族ETCカードを発行できるものなのかを調べましょう。 - 親の名義でクレジットカードを作成する
まずは親の名義でクレジットカードを作成します。 - 子どもの分のETC付き家族カードを作成する
親の名義のクレジットカードが作成できたら、ETC機能がついた子どもの分の家族カードを作成しましょう。
ETCパーソナルカードを作る
クレジットカードが作れない方向けに、「パーソナルETCカード」という制度があります。パーソナルETCカードを使えば、本人名義のETCカードが作成できます。
【パーソナルETCカードの特徴】
【パーソナルETCカードの特徴】
- クレジット審査なし(クレカ不要)
- デポジット式で預託金(2万円〜)を預けて利用
- 本人名義での発行が可能
- 高速道路会社が提供
このカードであれば、本人名義で障害者割引の登録が可能です。
申込み方法や詳細は、NEXCOの公式サイトを参照してください
NEXCO パーソナルETCカードのご案内(外部サイト)
ただし、本人の署名や本人確認書類の提出が必要なため、サポートが必要な場合は成年後見制度や家族による補助申請も検討しましょう。
自治体の福祉課に相談してみる
手続きに不安がある場合は、お住まいの市区町村の福祉課や、社会福祉協議会に相談するのも1つの手です。「本人名義での作成が難しいこと」「家族で支援したい意向」「どうすれば割引を継続できるか」などを相談することで、前例や対応方法を教えてくれます。
本人名義でETCカードを作れなくても対処法はある
障がい者本人の名義でクレジットの契約が難しくても、家族カードやETCパーソナルカードなどで対応できる場合があります。20歳が近づいてから慌てないよう、早めに準備や確認を進めておくと安心です。




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