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【障がい児の家づくり】新築を建てる時に工務店やハウスメーカーに伝えたほうが良いこと

【障がい児の家づくり】工務店やハウスメーカーに伝えたほうが良いこと
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「障がい児の家づくりを一緒に進めていく工務店やハウスメーカーが決まった後、何をすればいいの?」と疑問に思いますよね。

大切なワンステップは、できるだけバリアフリー住宅を建てるのに必要な情報を伝えることです。

そこで今回は、障がい児のバリアフリーを扱う工務店の神崎工務店の吉村さんに聞いた工務店やハウスメーカーに伝えた方がいいことをご紹介します。

神崎工務店 吉村純一さん

神崎工務店吉村さんのプロフィール写真

1980年1月23日生まれ、福岡在住。福祉住環境コーディネーター2級、2級建築士、福祉用具専門相談員の資格を持つ。障がい児・者・高齢者の環境整備経験は2000件超。工業大学在学中に福祉住環境コーディネーター2級を取得し、大手ハウスメーカーの内定が不況で取り消された後、縁あってバリアフリー専門の工務店に”飛び込み”入社。神崎工務店で障がい児・者・高齢者の環境整備に携わり、2019年に福岡営業所をオープン。各SNSでの活動やバリアフリーオンライン相談も実施。受賞歴には、ケアリフォーム大賞やTOTOリモデルクラブ福岡店会事例発表会での優勝経験あり。

目次

工務店・ハウスメーカーに伝えたほうが良いこと

1.障がいや疾患のある子どもの情報

サポートブックや子どもの情報が得られるものを用意し情報を伝えることが大切です。その情報を元に、工務店やハウスメーカーは家づくりのプランを立てられます。

バリアフリーといっても、子どもの障がいや症状、ケア、今わかる将来の状態によって、必要なものやプランは変わってくるものです。私たちが子どもの情報を伝えて、工務店やハウスメーカーがいかに寄り添って家づくりを進めてくれるかが重要になってきます。

▼サポートブックについてはこちら

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2.医療・福祉についての知識

工務店やハウスメーカーに、医療や福祉についての知識を伝えられるものはすべて伝えるようにするのが大切です。

というのも、工務店やハウスメーカーは建築のプロではありますが、医療や福祉の知識はほとんどないことが多くなっています。また、障がい・疾患のある子どもの生活についてはわからない人が大半なのが実情です。

私たちが医療や福祉、障がい・疾患のある子どものことをできる限りのことを伝えて、工務店やハウスメーカーの方に理解し寄り添ってもらうことで、いい家づくりが進められます。

3.障がい児の過ごしやすい家づくりや工事の要望

工務店やハウスメーカーが必ず過ごしやすい家づくりを提案できるか、というと過去の経験や実例がなく、難しい場合もあります。

自身でも知識を得ながら、要望を共有していくことが大切です。

▼知識の学び方や情報を得る方法についてはこちらの記事をチェック

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工務店・ハウスメーカーに障がいのある子どもの情報や医療・福祉の知識を伝えよう

一緒に家づくりを進めていく工務店・ハウスメーカーが決まったら、まずは障がい・疾患のある子どもの情報をサポートブックのような形で伝えましょう

また、建築のプロではあるものの、医療や福祉についての知識はない工務店やハウスメーカーがほとんどなので、その点についてもできるだけ伝えられることはすべて伝えるのが大切です。

バリアフリーと言っても、子どもの症状やケア、今わかる将来の状態などによって、家づくりのプランが変わってきます。

寄り添ってくれる工務店・ハウスメーカーなら、その情報をもとに、より住みやすい家づくりを一緒に考えてくれるはずです。

サポートブックを作ったり、知識を伝えることなどは大変かもしれませんが、そのひと手間で、障がい・疾患のある子どもがより住みやすい素敵な環境で生活できるのではないでしょうか。


ファミケアの掲載記事およびコラムに関しては、当事者および専門家によって作成しておりますが、全ての方に当てはまる情報ではございません。投稿された情報の利用により生じた損害について、ファミケア運営元では責任を負いかねますので、あくまでもご家庭での判断のもと参考情報としてご利用ください。また、特定の施設や商品、サービスの利用を推奨するものではありません。

【障がい児の家づくり】工務店やハウスメーカーに伝えたほうが良いこと

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この記事を書いた人

大学卒業後福祉の仕事に携わり、結婚を機に在宅勤務のライターやSNS運用の仕事をしています。1歳のミオチュブラーミオパチーの息子のママ。夫と息子と平和に楽しく暮らしてます。

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