ディズニーランドやディズニーシーにも障害者割引が適用される1デイパスポート(障がいのある方向け)があります。
今回は、肢体不自由児を育児中のディズニー大好きママがディズニーの障害者割引やチケットの購入方法、対象者などをご紹介します。
ディズニーのチケットの障害者割引金額は?
ディズニーのチケットの障害者割引金額は1デイパスポートの2割引です。障がいのある方向けにワンデーパスポートの金額の2割引になっている1デイパスポート(障がいのある方向け)が販売されているので、こちらのチケットを購入して入園します。
ディズニーランドやディズニーシーは2023年12月現在、入園日によってチケット金額が変動する変動価格制になっているため、チケット金額は入園する日によって異なります。一般の1デーパスポートは大人7,900円から10,900円、1デーパスポート(障がいのある方向け)は6,500円から8,700円となっています。
開園から閉園まで1日遊べるチケットは以下の一覧です。
券種 | 対象者 | 金額 | 遊べる時間 |
---|---|---|---|
1デーパスポート | 大人 | 7,900円〜10,900円 | 開園から閉園まで |
1デーパスポート | 中学生・高校生 | 6,600円〜9,000円 | 開園から閉園まで |
1デーパスポート | 幼児・小学生 | 4,700円〜5,600円 | 開園から閉園まで |
1デーパスポート(障がいのある方向け) | 大人 | 6,500円〜8,700円 | 開園から閉園まで |
1デーパスポート(障がいのある方向け) | 中学生・高校生 | 5,300円〜7,200円 | 開園から閉園まで |
1デーパスポート(障がいのある方向け) | 幼児・小学生 | 3,800円〜4,400円 | 開園から閉園まで |
幼児・小学生は4歳から11歳まで、中学生・高校生は12歳から17歳までとなっていますが、いずれも学校を卒業するまでは同じチケットを使うことができます。
また1デーパスポート以外にも平日17時から入園できるウィークナイトパスポートや休日15時から入園できるアーリーイブニングパスポート、期間限定パスポートなどがありますが、1デーパスポート以外には障害者割引はありません。
チケットは混んでいる土日や祝日は金額が高く、空いている平日やイベントがない期間は金額が安い設定になっています。
割引対象者や対象条件は?
割引対象者
割引の対象者は障がいのある人本人と介助者1名の合計2名までです。例えば障がいのある中学生の子どもと3名でディズニーランドに行く場合、必要なチケットは以下のようになります。
1デーパスポート(大人) | 7,900円 |
1デーパスポート(障がいのある方向け / 大人) | 6,500円 |
1デイパスポート(障がいのある方向け / 中人) | 5,300円 |
合計金額 | 19,700円 |
子どもが3歳未満の場合も介助者のチケットは割引で購入可能
障がいのある子どもが3歳未満の場合チケットの購入は必要なく入園できますが、この場合も介助者1名は割引の対象となります。つまり、父・母・子ども(3歳未満)の家族3人でディズニーランドに行く場合に必要なチケットは大人分の1デーパスポート1枚と1デーパスポート(障がいのある方向け)1枚の合計2枚です。
対象条件と必要な証明書
対象条件は以下のいずれかの証明書を持っている方になります。障害者手帳は種別や等級の制限はありません。
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)
- 被爆者健康手帳
- 戦傷病者手帳
- 障害福祉サービス利用のための各種受給者証
▼障害者手帳についてはこちらで詳しく解説しています
1デーパスポート(障がいのある方向け)チケットの購入方法
1デーパスポート(障がいのある方向け)を購入するには、ディズニー公式サイトやアプリなどのオンライン購入とディズニーストアなどでのオフライン購入の2パターンがあります。
オンラインで購入する場合
オンラインでチケットを購入する場合は、以下のサイトにアクセスして「オンラインで今すぐ購入」から案内に沿って入力していくだけです。アプリをダウンロードしている場合は、アプリのメニューのチケット購入メニューからも購入することができます。
障害者割引を適用したい場合は、1デイパスポート(障がいのある方向け)のチケットを必要枚数購入します。介助者分も本人と同じチケットを購入する必要があるので、間違えないように注意しましょう。この時に障害者手帳や証明書は提示する必要はなく、入園時の確認となります。
なお、混んでいる日にはサイトへのアクセスがつながりにくく、順番待ちになることもあるため、要注意です。
希望日のチケットが売り切れでも、数時間後や数日後に変動する可能性が高いです。諦めずに何度かサイトを見て購入するのがおすすめです。また、公式ホテルやパートナーホテルの一部のプランではチケットが確約されているものもあります。
オフラインで購入する場合
オフラインで購入する場合は、直接販売している場所に行って購入します。販売している場所は以下のみで、ホテルに宿泊している人しか購入することができません。
- ディズニーホテル
- オフィシャルホテル
- 東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター(ディズニーホテルもしくはオフィシャルホテルに宿泊)
パートナーホテルやディズニーストア、旅行会社やコンビニでは購入できないので注意してください。
ディズニーランドやディズニーシーでは、アプリを使って抽選したり、チケット変更をオンラインでしたりと公式アプリでの操作が多くなっているため、手間のかからないオンライン購入がおすすめです。
障がいのある方向けチケットの変更方法
ディズニーランドやディズニーシーに行く当日に体調が悪くなってしまった!予定が入って入園日を変更したい!ということもありますよね。
筆者も実際に前日から息子の体調が悪くなってしまい、悪化すると大変なので急遽ディズニーシーに行く予定をキャンセルした思い出があります…!
そんな時は持っているパスポートの入園日変更ができます。チケット未使用状態で入園指定日が過ぎてしまっていても、購入から1年間有効です。なお、手続きは通常の1デイパスポートなど他の券種と同様です。
入園日変更の手順
オンラインチケットの場合
オンラインで購入したチケットの場合は、オンラインの入園日変更窓口から変更することができます。
ログインしていれば対象のチケットと希望日を選んでチケット変更するだけなので、簡単に終わります。
オンライン以外のチケットの場合
オンライン以外で購入したチケットの場合は、チケットを持って販売元で手続きをする必要があります。ここで注意したいのは、チケットを販売している店舗どこでも大丈夫なのではなく、チケットを購入した場所で変更する必要があることです。
たとえば、ディズニーストアで購入したチケットをディズニーランドのチケットカウンターへ持っていっても、変更手続きができない場合がある、ということです。(一部互換性のある場所もあります)
チケット変更の注意点
券種の変更はできない
ディズニーランドのチケットを持っているけど、やっぱりディズニーシーに行きたいな
ということがあるかもしれませんが、券種の変更はできなくなっています。現状は、購入時にパーク選びは気をつけて、購入するしかありません。
オンラインで購入したチケットのみオンライン手続き可能
オフラインで購入したチケットをオンラインで日時変更することはできません。サイトから操作しても変更できないので、注意しましょう。
障がいのある方向けチケットを購入する上で知っておきたいこと
パークでの対応はチケットによって変わらない
障がいのある方向けのチケットを購入してもパークでの対応は、チケットによって変わりません。もちろん車椅子やバギーで移動している時に移動をキャストの方が助けてくれる、といったような状況に合わせた補助はしてくれますが、特にチケットは関係ありません。
実はなんとなく障がいのある方向けチケットを最初は使わずに入園していたのですが、1度使ってみたところ特に何も変わりはありませんでした。
乗れるアトラクションはチケットに関係しない
障がいのある方向けのチケットを持っているからといって、アトラクションに乗ることを断られることもありません。アトラクションの乗車基準は、あくまでもその人の状況によるものなのでチケットは関係なく、状態を見て乗れるかどうかの判断になります。
障がいのある方向けチケットでディズニーランドを楽しもう!
お財布に優しい障がいのある方向けチケット。実際にディズニーランドやディズニーシーのパークを歩いていると車椅子やヘルプマークをつけた障がい児・者の方ともたくさん出会います。
筆者はたまに偶然車椅子エリアで一緒になった方とお話しすることもありました!
行ってみると意外にいろんな方がいて、キャストの方も非常に親切にしてくれます。ディズニーに行くのはハードルが高いな、という方もぜひ楽しんでいただけましたら幸いです。
▼事前準備の動画はこちら
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