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よこはま動物園ズーラシアに障害者割引はある?対象となる人や料金などを解説

よこはま動物園ズーラシアに障害者割引はある?対象となる人や料金などを解説
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小さな子どもから大人まで楽しめる動物園。横浜市にあるズーラシアでは、レア動物「オカピ」などたくさんの動物に出会えます。

そんなズーラシアでは、障害者割引が使えるのでしょうか?

この記事では、障害者手帳を持つ娘を育てるママである筆者が、ズーラシアの入園料や障害者割引について解説する他、実際に行ってみた際の様子もご紹介します。

目次

よこはま動物園ズーラシアとは

ズーラシア(正式名称:横浜市立よこはま動物園)は、横浜市旭区にある動物園です。国内初のオカピの繁殖に成功したことで一躍有名になりました。「ズーラシア(ZOORASIA)」という愛称は、動物園(ZOO)と広大な自然をイメージしたユーラシア(EURASIA)の合成語で、市民公募により選ばれました。

ズーラシアは横浜動物の森公園の中にあり、世界の気候帯・地域別に、以下の8つの展示エリアに分かれています。

  • アジアの熱帯林
  • 亜寒帯の森
  • オセアニアの草原
  • 中央アジアの高地
  • 日本の山里
  • アマゾンの密林
  • アフリカの熱帯雨林
  • アフリカのサバンナ

動物の展示エリア以外にも「ころころ広場」や「サバンナの遊び場」といった広場や遊具のあるエリアもあり、お天気のよい日には一日中楽しむことができます。

ライター 原島

2005年10月に、障がいのある子どもたちとその家族を動物園に招待する国際的なイベント「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」を日本で初めて開催したのも、ズーラシアなのだそう。

よこはま動物園ズーラシアの施設情報

住所〒241-0001 横浜市旭区上白根町1175-1
電話番号045-959-1000
開園時間9:30~16:30(入園は16:00まで)
休園日毎週火曜日(祝日の場合は開園し、翌日休園)、12/29~1/1※臨時開園あり
公式サイトhttps://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/

よこはま動物園ズーラシアに障害者割引はある?

ズーラシアの入園チケットには、障害者割引があります。以下で詳しく解説します。

よこはま動物園ズーラシアの障害者割引の料金

ズーラシアでは障害者割引の対象になる人と、その介護者2名までは入園料が全額免除となります。また、入園料と同じく、園内バスの乗車料金も手帳の提示で本人と介護者2名まで全額免除となります。

通常の入園料・園内バスの利用料は、以下の通りです。

よこはま動物園ズーラシアの入園料

個人団体(20名以上)
一般800円640円
中人・高校生300円240円
小・中学生200円160円
小学生未満無料

よこはま動物園ズーラシアの園内バス利用料

大人(中学生以上)200円
小学生100円
小学生以下無料

よこはま動物園ズーラシアの障害者割引の対象者と対象条件

ズーラシアの障害者割引の対象となるのは、以下の手帳の保有者です。

  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 愛の手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 被爆者手帳、戦傷者手帳

上記の手帳の保有者と、手帳保有者1名につき介護者2名までが障害者割引(全額免除)の対象となります。

ライター 原島

例えば、障害者手帳を持つ子どもと両親の3名で訪れた場合、3人全員分のチケット代が免除となります。

また、障害者割引以外に以下の条件に該当する人も全額免除の対象となります。

  • 65歳以上で介護を必要とする方1名、およびその介護者2名(割引条件:介護度がわかる介護保険被保険者証等)
  • 小・中・高校生は、毎週土曜日は全額免除(割引条件:学生証等本人の年齢がわかるもの)
ライター 原島

証明書の提示が必要なので忘れずに!

よこはま動物園ズーラシアの障害者割引チケットの購入方法

ズーラシアの障害児割引のチケットを購入できるのは、正門総合案内所・北門案内所にあるチケット販売窓口のみです。

窓口で手帳の原本、または障害者手帳アプリ「ミライロID」を提示して、障害者割引で入場したいことを伝えればチケットを発券してもらえます。

なお、ズーラシアでは電子チケットも販売していますが、電子チケットの購入画面では各種減免・割引対応は行っていません。障害者割引を利用する場合には窓口で直接購入しましょう。

▼ミライロIDについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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よこはま動物園ズーラシアはバリアフリー対応されている?

ズーラシアのバリアフリー対応について、実際に訪れた際の体験も交えて紹介します。

よこはま動物園ズーラシアのバリアフリー情報

園内の通路について

園内の通路は基本的に広さが十分に確保されていて、階段は少なく、ほとんどがゆるやかな坂道になっています。※場所によっては通路が狭まっていたりガタガタする箇所もあるので注意してください

また、各展示エリアでは子どもや車いすユーザ-でも見やすいようにガラス張りになっている箇所が随所にあり、低い位置からでも動物たちを見れるように工夫されています。

園内の移動手段について

園内はほとんど坂道なので、徒歩または車椅子や障がい児バギー、ベビーカーで移動できます。しかし敷地がとても広いので、疲れてしまった場合には園内バスの利用がおすすめです。

園内バスは車椅子でも乗車できます。運行している2台のうちオカピ模様の「ズッピ」は車椅子2台まで、もう一台の「サバンナ号」では車椅子1台まで乗車可能です。

ライター 原島

園内バスは、正門付近の「ゾウさんのりば」から北門付近の「北門のりば」までの直通運行です。途中下車ができない点に注意しましょう。

トイレについて

トイレに関しては、全て車いす対応トイレが整備されています(うちオストメイト10か所)

車椅子の貸出しについて

車いすは無料、ベビーカーは600円で貸し出しがあります。「管理センター内レンタルコーナー」または北門が開場している際には「北門入口内レンタルコーナー」で借りることができます。

▼バリアフリー情報について、こちらのショート動画でも詳しく解説しているのでぜひご覧ください!

ライター 原島

敷地内のマップやチケット売り場の様子、園内バスなども写真や動画を交えて紹介しています!

実際にズーラシアに行ってみた

筆者は、障がい児用バギーを愛用する娘と一緒に何度もズーラシアへ遊びにいっています。

娘が障がいを負う前の赤ちゃんの頃からベビーカーで訪れていますが、園内には同じようにベビーカー利用の家族も多く、特に不便に感じたことはありません。

ズーラシアの園内のやや勾配がきつい坂を障がい児用バギーを押してくだる様子
一部勾配のきつい坂もあります

園内はゆるやかな坂が多いですが、場所によっては写真のように勾配がきつい箇所もあるので体力と相談して無理なく廻りましょう。

また、一部のエリアでは階段を使わないと動物に近づいて見れない箇所もありますが、そういった箇所は数える程度なので我が家は「ここはスキップしようね!」とそそくさと次へ移動します。

記事内で触れたとおり障がい児用バギーやベビーカー、車椅子など低い位置の目線からでも動物たちがよく見えるように設計されているので、基本的にはバギーに乗ったままで動物園を十分に楽しむことができます

障がい児用バギーに乗ったまま、同じ目線でミーアキャットを眺めている。ズーラシアはベビーカー、車椅子など低い位置の目線からでも動物たちがよく見えるように設計されている
ミーアキャットたちが集まってきてくれました

ズーラシアでは餌やりタイムや「飼育員のとっておきタイム」という飼育担当者による解説の時間バードショーなどのイベントが毎日のように行われています。各スケジュールは園内に掲示されているので、訪れた際はぜひチェックしてみてくださいね。

ズーラシア動物園で父親の抱っこされながら高い目線で象を観察している子供の様子。
抱っこでゾウさんを観察

餌やりなどのイベントに遭遇したり、これは高い目線で見せてあげたいなという時は抱っこします。

障害者割引を利用して、よこはま動物園ズーラシアで動物たちと触れ合おう!

公営なのでそもそもの入園料も決して高くないズーラシアですが、障害者割引を利用することで、介助者も2名まで全額免除で入園することができます。たくさんの動物たちと出会えるのはもちろん、広場や遊具などの子どもが嬉しいエリアが豊富なのもズーラシアの魅力

さらにズーラシアでは趣向を凝らした様々なイベントを催していたり、今年も動物の赤ちゃんたちが誕生したりと賑わっていますよ。

まだ行ったことがない方はもちろん「最近行ってないな」という方も、ぜひ今度のお休みは、よこはま動物園ズーラシアを訪れてみてください。

▼各種障害者割引の情報はこちら

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よこはま動物園ズーラシアに障害者割引はある?対象となる人や料金などを解説

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この記事を書いた人

フリーランス編集者/ライター。2021年生まれの娘が2歳手前で急性脳症を発症。重い後遺症とてんかんと付き合いながら日々の暮らしを模索中。障がい児、疾患児の子育てにおける情報格差を減らしたい!

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