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【結果発表】約200家族のお風呂事情を大公開!家族とみんなのここちよい清潔を考えよう!アンケート調査

【結果発表】約200家族のお風呂事情を大公開!家族とみんなのここちよい清潔を考えよう!アンケート調査
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子どもの成長に合わせて入浴介助がキツくなってきた

みんなぶっちゃけ子どものお風呂どうしてるの?

障がい児を育てる中で出てくるお風呂の悩み。子どもの成長や体調によって工夫が必要になったり、疾患・障がい、特性によっても悩みはそれぞれ。自分の家庭だけかな?と思っていたことも多くの人が感じている課題かもしれません。

子どもと家族みんなのここちよい清潔を考えよう!第二弾!10家族の声とここちよい清潔のかたち

今回の記事では、障がい児を育てる家庭のお風呂事情について、ファミケアと「牛乳石鹸共進社様」とで共同調査を実施した内容をお届けします!

目次

回答属性〜答えてくれたのはこんな方〜

障がい児のお風呂事情についてアンケートに回答いただいた方の回答属性。未就学児から小学校低学年が半数以上。

今回の調査は約200家族の方々にご協力をいただきました。ご回答いただいた子どもの障がいの種類もさまざまで、幅広いご家庭の層から声が集まりました。

ファミケア編集部 おおや

声をあげてくださった皆様、ありがとうございました。

日常的な入浴頻度は毎日が最多!

普段の入浴頻度と、1回あたりの入浴にかかる時間についてのアンケート結果。毎日入る、30分以内で入浴が終わる割合が最も多い

「日常的に入浴はどのくらいの頻度で入りますか?」の質問では、「毎日入る」が(75.1%)で最も多く、次いで「2日に1回程度」(15.1%)が続きました。

「1回の入浴にかかる時間を教えてください」という質問では、入浴時間「16〜30分」が最も多く、次いで15分以内が続き、30分以内が中心ではありつつも30分以上かかるご家庭も20%弱いることもわかりました。

ファミケア編集部 おおや

しかし毎日の入浴は、時間がかかったりさまざまな配慮が必要です。ではどのように入浴をしているのか聞いてみました。

子どもの入浴の補助を主に行う人は誰ですか?

主に入浴介助を行う人についてのアンケート結果。最も多いのは母親、続いて父親

「子どもの入浴の補助を主に行う人は誰ですか?」という質問をしたところ母親(71.1%)が最も多く次いで、父親(51.3%)が続きました。

また、訪問看護師・ヘルパー(17.8%)などのサービスを利用していることもわかりました。

ファミケア編集部 おおや

ご家庭によって入浴の補助のやり方もさまざまではありますが、実際に入浴に対してどのくらい負担に感じているのか聞いてみました。

障がいのある子の入浴介助の負担感は?

子どもの入浴負担感について、スコアで表した結果のグラフ。10段階中8が最も多い

「子どもの入浴をどのくらい負担に感じていますか?」(1〜10段階で回答)という質問したところご家族の負担感平均スコアは5.4でした。

主な負担を感じる原因として「発達障害・知的障害等でお風呂を嫌がることがある」が(36%)が最も多く、「身体障害・肢体不自由等で入浴介助の負担が大きい」(22.8%)が続きました。

また「体調や疾患の影響で湯船に浸かれない」「施設・入院中で毎日入浴できない」という声もあり子どもの状況によって入浴が困難になるケースがあることが伺えました。

ファミケア編集部 おおや

では入浴が難しいとき、どのように清潔を保っているのでしょうか?

入浴できない日はどうしてる?清潔を保つ工夫

障がい児の入浴ができない日の対応方法についてのアンケート結果。1位はなにもしていない

「入浴が難しい時どのように「頭皮や髪」の清潔を保っていますか?」という質問で最も多かったのが「何もしてない」(45.7%)でした。次いで「蒸しタオル・濡れタオルで拭く」(29.9%)が続きました。

他にもドライシャンプーなどの便利アイテムを使う家庭もありますが、「何もしていない」が最も多いのを踏まえると、毎日の清潔維持がいかに大きな負担であるかがうかがえます。

ファミケア編集部 おおや

これまでの回答を見ていくと、清潔に保つ工夫はされていることがわかりましたが、実際には時間や体力的な負担、そして精神的なストレスも同時に大きいという声が多く寄せられています。

「入浴・洗髪にまつわる負担やストレスの声」をご紹介!

「入浴・洗髪について手間がかかることやストレスを感じやすいことがあれば教えてください」という質問をしたところ、多数の意見が寄せられました。

入浴、洗髪にまつわる負担を調査。体重が重くなり大変、かんしゃくを起こすことがある、入院中に先発ができないなどが挙げられた。

他にも、医療的ケア児を育てるご家族からは「気管切開しているので水が入らないようにしている」「医療的ケアがあるので、とにかく、準備に時間がかかる」などの声が。

発達障害児を育てるご家族からは、「シャワーの量、音も嫌がるので調節が難しい」「決まったルーティーンでないと入らない時間、行動に融通がきかない」などの声も寄せられました。

お風呂での入浴や洗髪以外に清潔を保つためにどうしてる?

障がい児が入浴ができない日に清潔を保つための工夫についてのアンケート結果。1位は保湿ケア

「お風呂での入浴や洗髪以外に清潔を保つためにしている工夫があれば教えてください」(複数選択可)という質問をしたところ「クリームなどで保湿ケアを行う」(45.2%)が最も多く、次いで「特に何もしてない」(27.4%)が続きました。

ファミケア編集部 おおや

ライフスタイルや子どもの状態に合わせ、それぞれができる範囲で清潔を保つ工夫をしていることが伺えました。

清潔を守る方法は人それぞれ

今回のアンケートから、お風呂や清潔ケアには多くの家庭で負担や工夫があることが分かりました。清潔を保つ方法に正解はなく、ライフスタイルや子どもの状態に合わせてできる範囲で続けていくことが何より大切です。この調査が同じように悩むご家族にとって「自分だけじゃないんだ」という安心感につながれば幸いです。

これからもここち良い清潔ケアを一緒に考えていきましょう。

▼前回のSUSUGU特集はこちらからご覧いただけます。

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※本特集は牛乳石鹸共進様の協賛にてお届けさせていただいております。たくさんのご家族へ「もっとここちよく」をお届けするきっかけに本特集がなりましたら幸いです。


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この記事を書いた人

元映像クリエイター。希少な染色体異常により沢山の病気を持った我が子を愛する母です。
大変だけど不幸ではない、なんとかなると思える社会にしたい!そんな気持ちで皆様に寄り添える記事を書きます。

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