障がいのある子どもを乗せてママやパパが車を運転する時、車に車椅子マークを付けようかなと考える方もいるかもしれません。でも、勝手に付けていいのか、車椅子を使ってないけど付けていいのか、など迷う場合もあるのではないでしょうか。
そこで今回は、車椅子マークを車に付ける意味や付ける場所、購入できる場所、車に勝手に付けていいかについて解説します。
車椅子マークとは
車椅子マークとは、障がいがある人が利用できる建築物や施設であることを示す世界共通のマークです。正式名称は「国際シンボルマーク」と呼びます。
▼車椅子マークの詳細についてはこちらの記事をご確認ください
車椅子マークを車につける意味
車椅子マークを車に付けるのは「この車に障がいがある人が乗っています」とまわりの人に示すためです。
前述のように、車椅子マークは本来、建物や施設が障がい者にも利用できることを示すためのものです。車に付けることは本来の意味からははずれているため、掲示することでまわりへの理解や配慮を促すことはできますが、それ以外に特に効力があるものではありません。
そのため、障がいがある人が車に乗っているからと言って、必ず車椅子マークを付けないといけないわけでもなく、車椅子マークを車に付けなくても、生活する上では特に問題はないといえます。
車椅子マークを購入できる場所
それでも車に車椅子マークが付いていると障がい者用駐車場が気持ち的に利用しやすい、という方もいると思います。車椅子マークを付けたい場合には、カー用品店やホームセンターで購入できます。他にもインターネットで探してみると、車椅子マークを販売しているネットショップが多数あります。
市区町村で交付していると思う方もいるかもしれませんが、交付していることは少なく、購入する場合が多いです。
青地に白の車椅子に乗っている人が描かれている車椅子マークが基本的なものですが、今では青地ではなくグレーやベージュ、パステルカラーなどおしゃれなカラーの車椅子マークも販売されています。青字に白の車椅子に乗っている人が描かれている車椅子マークがぱっと見て最もわかりやすいですが、おしゃれに楽しみたい人は、車に合った色や好きな色を選んでみるのもいいと思います。
車椅子マークは車のどこに付ける?
車椅子マークを車に付けるとしたら、外から見やすいように車の後ろやフロントガラスに付けるのが適切です。前述のように、車椅子マークを車に付ける意味は、「車に障がいがある人が乗っています」とまわりの人に示すためなので、車を見てすぐに車椅子マークが見えるように工夫して貼りましょう。
車椅子マークを車に勝手に付けていいの?
車椅子マークに効力はないので、車に勝手に付けても問題ありません。市区町村からの許可や登録などは必要なく、車椅子マークさえ手にいれることができれば、車に付けることができます。
もちろん障がいのない人には車椅子マークは必要ないので、障害者専用駐車スペースを利用するために車椅子マークを車に付けるといった迷惑行為はやめましょう。
車椅子マークを適切な場所に車に貼って障がいがある人が乗っていることを示そう
車椅子マークを車に付けることで「障がいがある人が車に乗っています」と示すことができますが、特に効力を持つものではありません。
車椅子マークを車に付ける場合は、外からよく見える車の後ろかフロントガラスに貼りましょう。
車椅子マークを購入できる場所はカー用品店やホームセンターなどです。ネットでも購入でき、今ではおしゃれなカラーの車椅子マークも販売しています。
また車椅子マークは車に勝手に付けても問題ありません。特に市区町村での許可や申請が必要なものではないので、もし貼りたくなければ貼らなくても大丈夫です。
車椅子マークを車に付ける場合は、まわりから見えやすい場所に貼りましょう。
▼駐車場の車椅子マークの意味についてはこちらの記事で解説しています
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