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【小児対象】言語聴覚士(ST)の支援や訓練を受ける方法は?探し方も解説

(小児対象)言語聴覚士(ST)の支援や訓練を受ける方法は?探し方も解説
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子どもの発達を支援してくれる言語聴覚士(ST)。実際に生活の困りごとから、支援を受けたいと考えた時、どうすれば良いのでしょうか。

今回は、そんな言語聴覚士から訓練を受けたいなと思っている場合、支援や訓練を受ける方法や探し方をご紹介します。

目次

言語聴覚士(ST)とは

言語聴覚士(ST:Speech-language-hearing-Therapist)はことばと食事に関わる専門職です。

  1. ことば:「話す」「聞く」「読む」「書く」「コミュニケーション(やりとり)」
  2. 食事:「飲み込む」

上記のような側面に対して、評価・訓練を行います。対象となるのは子どもから高齢者まで幅広い年齢の方々です。発達障害や重度心身障害の子ども、脳梗塞や脳出血など脳血管疾患の方、認知症の方のことばや食事場面を支援します。

▼言語聴覚士とは?の詳しい説明はこちらの記事で解説しています

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言語聴覚士の支援を受ける方法

言語聴覚士の支援を受けるには、状況に合わせて大きく分けて3つのパターンがあります。


1. 基礎疾患があり、医療機関と繋がりがある場合

子どもの基礎疾患や症状により主治医がいる場合、また訪問看護による訪問がある場合は医師や看護師へ言語聴覚士の支援を受けたいことを相談します。

言語聴覚士のいる施設や事業所を紹介してもらい、コンタクトをとります。この時、可能であれば複数の医療関係者、または関わっている相談支援専門員などから、なるべくたくさんの情報をもらうのがポイントです。

ライター ササミ

情報をたくさん持っておくことで、お子さんにマッチする言語聴覚士に出会える可能性が高くなります。

2. 基礎疾患がなく、健診での提案や親御さんの判断で相談したい場合

まずは、市区町村・自治体の発達相談窓口に問い合わせます。はじめから、発達に関するクリニックや言語聴覚士がいる施設に親御さん自身が問い合わせることもできますが、膨大な情報の中から子どもにあった施設を探すのは大変です。


そのため、まず第一選択として公的支援が身近で活用できます。その後、市区町村・自治体の窓口から言語聴覚士の単発支援・継続支援に繋がる、もしくは他の職種の支援の提案を受けるなど、何らかの道筋を示してもらえます。


3. 1または2を経たが、接点を持てなかった場合

近くに言語聴覚士がいなかった、いたけれども空きがなかった、年齢が対象外だった等の理由で、支援を受けられないことがあります。その際には親自身で、さまざまな施設に問い合わせて言語聴覚士を探すことが多くなっています。

  • 療育センター
  • 訪問看護ステーション
  • 児童発達支援事業所
  • 放課後等デイサービス
  • 言語聴覚士養成校(発達相談室)

以上のような施設に問い合わせ、利用することで言語聴覚士の訓練を受けることができます。ただ、小児・子どもを対象とした言語聴覚士は全国で約4万人しかいないため、全ての施設で勤務しているわけではなく、在籍していても空きがないことも多い実態もあります。


言語聴覚士の訓練を受けられる支援を探す方法

日本言語聴覚士協会の情報から施設を探す


日本言語聴覚士協会のサイト都道府県、施設の種類、対象領域から言語聴覚士のいる施設を検索することができます。

また、日本言語聴覚士協会のサイトをもとに作成された子どもの支援をしてくれる言語聴覚士の施設マップ「小児ST全国マップ」も活用できます。

各都道府県士会サイトから探す


都道府県名 言語聴覚士協会」で検索すると、各地域の言語聴覚士会のサイトにたどり着くことができます。会員所属施設一覧から言語聴覚士のいる施設を探し出すことができます。ただ、こちらは小児分野に限った施設ではないため、注意が必要です。

もし見つけられなかった場合は、各地域の言語聴覚士会に問い合わせて相談すると近隣の小児を対象とした施設を紹介してくれることもあるようです。

【参考】東京都言語聴覚士会

https://st-toshikai.org/shisetsumap/

パパ・ママ友の情報から探す

筆者が有益だと感じているのは、地域の疾患児・障がい児ママ友パパ友からの情報です。みなさん、日々の努力の甲斐あって、さまざまな情報をお持ちです。「○○療育センターに言語聴覚士がいるよ!」「○○クリニックにも月1回来てるみたい!」など、インターネットでは探しきれない魅力的な情報が得られることがあります。ぜひ、まわりのママ友・パパ友にも話を伺ってみてください。

成人・高齢者向けの病院・施設に問い合わせる

また、成人・高齢者向けの病院・施設でも、問い合わせてみると小児・子どもに対して支援をしてくれる場合があります。特に、訪問看護ステーションで言語聴覚士の訓練を受けられるようになった、という声が聞かれます。経営者の方針や、在籍しているSTの意見により支援が開始となるため、まずは近くの病院・施設、特に訪問看護ステーションに問い合わせてみましょう。

言語聴覚士の支援を必要とする人が受けられるように

今回はお子さんを対象に支援を行う言語聴覚士との出会い方について解説しました。全国的にまだまだ数が少ない言語聴覚士。なかなか支援を受けることができないという声も多く聞かれています。


早くこの現状が改善され、手助けが必要なお子さんがしっかりと支援に繋がることのできる社会になることを祈るばかりです。



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この記事を書いた人

北里大学言語聴覚療法学専攻を首席卒業。言語聴覚士免許(国家資格)及びパーキンソン病治療「 LSVT®︎LOUD」ライセンス所持。マカトン法ワークショップ基礎1、PECS®︎レベル1ワークショップ修了。成人を対象とした外来リハビリテーション施設・訪問リハビリテーション施設・介護老人保健施設、小児を対象とした児童発達支援事業所に勤務。息子の超希少進行性遺伝子疾患をきっかけに、オンラインでの相談事業を立ち上げる。現在は、児童発達支援事業所で勤務する傍ら、ことばの相談室Hopalを運営している。

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