ディズニーランドやディズニーシーでは、主にからだの不自由な人のためにショーやパレードの優先鑑賞エリアが設けられています。車椅子を使っている場合、一般のエリアだと邪魔になってしまったり、パレードが見えにくかったりする心配がありますよね。
今回はそんな時に使ってほしい優先鑑賞エリアについて、肢体不自由児を育てるディズニー大好きなママが具体的な場所や利用方法、注意点などをご紹介します。
パレードの車椅子優先鑑賞エリアとは
パレードの車椅子優先鑑賞エリアは、主にからだの不自由な人向けに設置されているパレードを見るためのエリアです。エリアがロープで区切られており、車椅子を利用している人と介助者1名までが利用できます。
区切られたエリアで鑑賞するため、車椅子に座りながらでも視界が開けてパレードが見やすいのが特徴です。
最前列などでは、動きがとりづらい車椅子ユーザーのためにキャラクターが握手をしにきてくれたりする嬉しいこともあります。
車椅子では他の場所ではパレードは見れない?
車椅子でも他のスペースでパレードを見ることは可能です。優先鑑賞エリアは見やすいように設置されていますが、ここで必ず見ないといけないものではありません。
一般の場所で見る場合は車椅子でない人も利用するため、早めの場所取りや後ろの人への配慮をしながら好きな場所でパレード鑑賞鑑賞しましょう!
また、優先鑑賞エリアには付き添い1名まで・横並び鑑賞が不可などの利用ルールがあります。グループみんなでパレードを見たい場合や横に並んで鑑賞したい場合には一般のパレード鑑賞エリアがおすすめです。
車椅子優先鑑賞エリアの場所
ディズニーランドで2024年現在、設置されている車椅子の優先鑑賞エリアは1箇所です。
以前はプラザとトゥモローランドの2箇所の設置でしたが、今は別の場所に1箇所になっています。
場所はシンデレラ城からトゥーンタウンに向かうルートの途中にある、モーリスコテージ前です。
エレクトリカルパレードなどの主要なパレードルートとしては終わりの方になるため、パレードがはじまった後にしばらくしてからフロートが到着します。
車椅子の優先鑑賞エリアの利用方法
車椅子の優先鑑賞エリアの利用方法は、パレードがはじまる前にエリアの場所までいってキャストの方に声をかけるだけです。注意事項などの説明とともに利用するエリアを案内してくれます。
車椅子の優先鑑賞エリアを利用する時の注意点
便利な車椅子の優先鑑賞エリアですが、利用ルールが決まっているため注意しなければいけないポイントがあります。
付き添いは1人まで
まず注意しなければいけないのが、付き添いの人数です。付き添いは1人までしかエリアに入ることができません。そのため、グループの人数が3名以上の場合は、入れない人が別の場所でパレードを鑑賞することになります。グループみんなでパレードを見たい場合は、優先鑑賞エリアの利用は控えましょう。
付き添い1名と小さなお子さんがいらっしゃる場合はお子さんも一緒に入れるようになっていました。状況によるかと思いますが、キャストの方に相談してみましょう。
パレードでの横並びやシートの利用は可能
2024年の春頃まではパレードの付き添い時は車椅子の後ろに座っての鑑賞が必要でしたが、2024年夏〜秋頃から隣に座っての鑑賞が可能になりました。また、隣に座っている場合のクッションやシートの使用もできます。
スペースをとりすぎないよう気をつけながら、楽しみましょう。付き添いできる人数は変わらずなので、注意が必要です。
少し前までは車椅子を詰めて並んで鑑賞する形だったのですが、ゆとりを持てるようになりました。その分、最前列で見れるグループも減っているので余裕を持って利用しましょう。
開始ギリギリだと1列目は難しいことも
基本的にはゆとりのあるスペースではありますが、意外とたくさん利用する人がいるため、開始ギリギリだと2列目、3列目での鑑賞になってしまいます。すごく早く来て場所取りする必要はありませんが、1列目で見たい場合は余裕を持って優先鑑賞エリアに来るようにしましょう。
特に土日祝日の混雑日のハロウィンやクリスマス、人気のパレードの場合は優先鑑賞エリアでも2〜3時間待つ日もあります。早すぎるとエリアが区分けされていないこともあるので、キャストの方に確認しながらパレードを待ちましょう。
優先鑑賞エリアで車椅子でも快適にパレードを楽しもう!
ディズニーランドのパレードは人気が高く、どうしても人も密集しやすくなります。人混みで身動きが取りづらい車椅子ユーザーにとって、車椅子優先鑑賞エリアは安心してパレードを楽しめるありがたいエリアです。
気軽に利用もできるので、ぜひディズニーランドでパレードを見たい方は優先鑑賞エリアを使ってみてくださいね。
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