疾患や障がいがある子どもを育てる日々には、食事、服薬、衛生管理、外出時の工夫など、さまざまな場面で「もうちょっと便利になったらいいのに」と思うことがたくさんあります。

チューブの管理が大変。スッキリ収納できるアイテムがほしい!



お薬やミルクをこぼさずに準備できる道具があれば助かるのに…💦



食事後のお薬の飲ませ方に困っている…



何かもっといいアイテムはないかな?
などなど、今回は、そんなみなさんの困りごとを解決する製品のアイデアを大募集!
食事やお薬をサポートするアイテム「シロップぴったりシロピィ」や「ぴったりとろみがつくカップ」を提供する株式会社 日本山村硝子の皆さんのご協力のもと、皆さんから寄せられたアイデアの中から、実際に製品化を目指します。
#これがあればたすかる 製品を考えて、みんなで日々の育児をちょっと便利にしませんか?



当社の技術力を活かし、疾患・障がい児の家族が本当に必要とする製品開発に挑戦できることを嬉しく思います。共創の仕組みを社会に発信し、広げていきたいと考えています。
#これがあればたすかる みんなでつくるプロジェクトとは?


#これがあればたすかる みんなでつくるプロジェクトは、全国の疾患児・障がい児家族の皆さんと、わたし達ファミケア編集部、そしてプラスチック製品のパイオニアである日本山村硝子の皆さんの三者で取り組む「共創型プロジェクト」です。
いただいたお声は、ファミケアが整理して、日本山村硝子さんと一緒に「形にできる?」を話し合いながら、みんなで製品開発を進めていきます。寄せられたアイデアはプロジェクト内で共有し、「これ、どう?」と議論しながら、実際に作るところまで目指します。
本プロジェクトの進捗は特集ページやファミケアのSNSでも発信していくので、
「どんなアイデアが集まった?」
「これ、実現しそう?」
なんて、プロジェクトの行方を一緒に見守ってもらえたら嬉しいです!
みんなで考えて、作って、形にする。「#これがあればたすかる!」を、一緒に叶えていきましょう!
なぜ企業(山村硝子)× ファミケア × 全国の疾患・障がい児家族で取り組むのか
わたしたち障がい児や医療的ケア児の家族は、日常生活の中でさまざまな困難に直面しています。
しかし、市場にはそのニーズに対応した製品が十分に存在しているとは言えません。
そこで「家族のリアルな声を起点に製品開発を進める」ことを目的に、ものづくりのプロである日本山村硝子株式会社と、全国のご家族と共に、新しい製品を開発するプロジェクトを立ち上げました。
今回のプロジェクトでは、アイデアの募集から試作・開発を行い、4月に開催される「福祉機器展(キッズフェスタ)」での試作品発表を目指します。
アイデア募集について


募集するアイデアのテーマ・例
本プロジェクトでは、障がい児・医療的ケア児家族の皆さんから「こんな製品があったらいいな」「こういうグッズ作れないかな?」というアイデアを募集します。
製作できる材質:
プラスチック
想定する場面:
疾患や障がいのある子どもを育てる家族の日常生活 例)食事・お薬の服用時
アイデア例:
- 市販品のパウチを、シリンジや胃ろうチューブに接続できるコネクタのようなアイテムがあったら嬉しい
- 粉薬を団子状に練る用の便利グッズがほしい(少量ずつ出てくるスポイトと、お薬を練るスプーンが一体化したものとか?)
応募方法(Googleフォーム)
- こちらのフォームから応募
※応募頂いたアイデアは、本ページやファミケア公式SNSアカウントにて紹介させていただく可能性があります
応募期間・締切
2025年3月11日〜3月31日
プロジェクトの進捗報告
※本プロジェクトの取り組みをこちらに定期的に更新予定です。
日本山村硝子さんについて


シロップぴったりシロピィやぴったりトロミがつくカップを開発した日本山村硝子株式会社は、ガラスびんを中心に事業を展開している兵庫県にある老舗の上場企業です。1914年と100年以上の歴史ある企業で製品をお届けし続けています。
ガラスびんにおいては国内シェア約40%と全国トップ、ペットボトルのキャップもシェア13%ほど。確かな技術によってもたらされる安定品質・安定供給が支持され続けています。
▼日本山村硝子さんとの過去のお取り組みはこちら
本プロジェクトを通して、日々の育児の「便利になった!」「楽しくなった!」を1つでも増やせるお手伝いができれば嬉しいです。
アイデアを思いついた方は、ぜひご応募くださいね!(ファミケア編集部)