普段、障がいのある子どもの髪の毛を切る時、どうしてますか?
自分で切るのも勇気がいるし、美容院にも行けないし困っている
という方におすすめなのが訪問理容や訪問美容。資格を持った理容師や美容師が自宅に訪問し、髪の毛を切ってくれるサービスです。
今回は全国や各地域にある訪問理容室や訪問美容室をご紹介します。
全国に訪問してくれる理容室・美容室
まずは全国に店舗があり、実績も多い訪問理容室・美容室を紹介します。
-髪人-(かみびと)
全国200施設以上の実績のある有名な訪問理容といえば『髪人(Kami Bito)』。全国に店舗があるのでどこに住んでいても訪問してくれます。
髪を切ってくれるのは、国家資格をもつ理容師や美容師。ホームヘルパー(訪問介護員)の資格も持っているので安心してお願いできます。
訪問先は、自宅はもちろん、介護施設や病院のような医療施設、障害者施設等も対象です。
キャンセルは前日17時まで可能で、突然の体調不良でもキャンセルできるのが安心できるポイント。
実際筆者も利用した訪問理容ですが、手際よくビニールを敷いて準備をしてくれ、終わったあとの掃除もしてくれるので、自分たちで掃除する必要がなく便利でした。
髪人のHP
kamibito.co.jp
フリビ
全国1,000社以上の実績があり、全国に店舗をもっている『フリビ』。
特徴的なのは、理美容師の評価システムがあるところ。5段階評価システムを導入し、予約前に理美容師の評価を確認できるので安心して利用できます。
またNPO法人日本理美容福祉協会が認めた資格である「福祉美容師」も多く在籍しています。介護が必要な障がい児には安心できる要素です。
ホームページには障がい児対象と記載はありませんが、電話で確認したところ対応可能とのことでした!
そして料金が良心的なのも嬉しいポイント。メニューはカットだけでなく、カラーやパーマなどにも対応しています。
感染症対策もしっかりとしていて、訪問2週間前から検温記録をしたりマスク着用の徹底をしたりと、感染症に敏感な障がい児にとっても安心できる訪問理容室です。
フリビのHP
furibi.com
地域別の訪問理容(訪問美容)
次に、地域別の訪問理容室・訪問美容室をご紹介します。
北海道
RUCOLA(ルッコラ)
北海道の帯広・音更を中心に訪問美容のサービスを提供している美容院『RUCOLA』。
美容師は、シルバーサービス振興会主催・厚生労働省後援「ハートフル美容師」を取得しているので、福祉の分野も勉強していて安心です。
予約前に見積もりもとってくれるので費用面が気になる方でも不安なく利用できます。
RUCOLAのHP
http://rucola.salon/visit/
関東
nanairo(なないろ)
障がいがあってもなくてもみんなが素敵になれる環境を目指している訪問美容『nanairo』。
対象エリアは埼玉県全域と千葉県野田市・柏市・流山市、東京都、茨城県です。
サロンの美容師の方も障がいのある子どもを育てていたことがきっかけで、訪問美容師になられています。
Instagramの施術の様子では、しっかりとシートを敷いた状態で寝転んだままの施術をしてくれています。寝たきりでもカットしてもらえる上、掃除の手間もかからないのは嬉しいですね。
またカットやカラーだけでなく、アロマハンドマッサージのメニューがあるのも訪問美容nanairoの特徴。美容師がリフレクソロジーやアロマハンドマッサージの資格を持っています。
nanairoのHP
nanairo0321w.jimdofree.com
関西
へあーこむ
京都市内、向日市、宇治市、長岡京市、大阪府(一部エリア)、滋賀県(一部エリア)を中心に訪問美容のサービスを提供している『へあーこむ』。
「 みなさまのお役に立ちたい。みなさまの笑顔が見たい。 」との思いをもって訪問美容をはじめられました。
予約は電話かメールで受け付けています。出張費は一律1,000円。施術後は掃除もしてくれ、当日の突然のキャンセルも無料です。
へあーこむのHP
homon-haircom.net/index.html
自分たちに合った訪問理容室・美容室を利用しよう
全国に訪問してくれる実績の多い訪問理容室は、地域名で検索しても出てこない人や、しっかりと決まった流れの上で利用したい人におすすめ。
地域の範囲内で出張してくれる地域の訪問理容室は、その理容室の想いに賛同する人や、アットホームな雰囲気を求める人におすすめです。
自分たちに合った訪問理容室・美容室を見つけて、安心して障がいのある子どもの髪の毛をきれいにしましょう!
▼実際に訪問理容を体験した筆者のレポート記事▼
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