東京都練馬区にある「障害児保育園ヘレン中村橋」は、医療的ケアが必要なこどもや重症心身障害のあるこどもたちが安心して過ごせる環境を提供する保育施設です。一人ひとりの状態に寄り添った保育と、保護者が安心して働くことができる支援体制を整え、こどもたちの成長と保護者の笑顔をサポートします。
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施設の特徴
障害児が安心して利用できる保育環境
障害児保育園ヘレンでは、「すべてのこどもが保育を受けられ、保護者が働くことを選択できる社会」の実現を目指し、医療的ケアが必要なこどもたちへの支援も充実しています。
中村橋園では、重症心身障害のこどもたちが定員5名で、同じ部屋で過ごしながら、それぞれの成長に合わせた活動を楽しめる環境を整えています。例えば、寝たきりのお子さんには触れる遊びや感覚刺激を、外遊びが好きなお子さんには外での活動を提供。一方で朝の会や食事は同じ空間で行い、みんなで過ごす時間を大切にしています。
五感で感じるイベント
障害児保育園ヘレン中村橋では、こどもたちの感覚刺激を大切にし、五感へ訴える体験を積極的に取り入れています。
例えば、節分には豆まきを体験し、次に大豆を使って味噌作りに挑戦。味噌が熟成される過程を見守り、12月にはみんなで味わうなど、季節感あふれる取り組みを楽しんでいます。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を通じた体験が、こどもたちの好奇心を引き出し、日々の保育に彩りを加えています。
チームワークでこどもたちを支える保育体制
保育士や看護師、リハビリ専門職などのスタッフが連携し、専門性を活かした保育を実施しています。
定期的に職種ごとのミーティングと全体ミーティングを行い、こどもたちにとって最善の保育をスタッフ全員で考える仕組みを整えています。また、同時にスタッフも安心して楽しく働ける環境づくりを推進しています。スタッフが充実した状態で保育にあたることで、こどもたちがより安心して過ごせる環境になると考えます。
保護者との密なコミュニケーション
保護者が安心してこどもを預けられるように、送迎時の対面でのやり取りを大切にしています。また、保護者会や親子交流会を開催し、保護者同士がつながる場を提供しています。普段の園の様子が伝わりやすいように、活動の写真や記録を通して共有するなどきめ細かな工夫をしています。
1日の流れ
現在の空き状況
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※見学や相談は随時受付中
施設概要
住所 | 〒179-0072 東京都練馬区光が丘2丁目6番1号 光が丘第七小学校跡 ※中村橋区民センターの改修工事のため、期間限定で移転中 移転期間:2024年3月~2025年11月(予定) |
電話番号 | 03-6811-0907(障害児保育・支援 事務局) |
HP | https://helen-hoiku.jp/school/nakamurabashi |
対象児童 | ・重症心身障害のあるお子さん、医療的ケアのあるお子さん ・保育が必要な状態にある方 ・年齢:1歳前後~未就学児 |
対象エリア | 練馬区全域 |
営業日 | 祝日・年末年始を除く平日 |
送迎有無 | 有 |
常駐スタッフ | 保育士 看護師 作業療法士(OT) 児童指導員 |
特徴 | 親子分離 食事介助 医療的ケア対応 食事持参 ※おやつは提供 |
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