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電動鼻水吸引器「エレノア」とは?使い方やサイズ、料金や購入方法など使用中のママが徹底レビュー

電気鼻水吸引器「エレノア」とは?
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子ども用に吸引器が必要になった場合、購入するとなるとどれにしたらいいか悩みますよね。

吸引器を購入予定だけど何がいいの?

「エレノア」を検討中なんだけど実際どうなの?

という疑問をお持ちの方向けに今回は、子どもの吸引器として電動鼻水吸引器「エレノア」を使用している筆者が、正直な感想を交えてレビューしていきます。

目次

吸引器とは

吸引器は、電力を利用して鼻水やたんなどを吸引する装置です。一般的には病院やクリニックなど医療機関などで使用されますが、家庭で使用できる吸引器もあります。

家庭用の吸引器は比較的小型サイズになっており、操作が簡単で使いやすい仕様になっています。

障がいや疾患があり日常的に吸引が必要な子ども(医療的ケア児)には必需品であるほか、鼻をかむことが難しい小さな子どものいるご家庭でも使用することがあります。

ライター おおや

筆者の子どもは基礎疾患の影響で風邪や感染症に弱く、鼻水やたんが多いことで重症化してしまい緊急入院となることもあるため、生活の中で吸引器は必要不可欠です。また、たんなどの分泌液を吸引することで呼吸がしやすくなったり、鼻水や痰が喉の奥にたまったことが原因で起こる炎症や感染症を予防するためにも使用しています。

電動鼻水吸引器エレノアについて

電動鼻水吸引機の全ての付属品

電動鼻水吸引器「エレノア」は子どもにも使いやすい工夫がされている吸引器です。付属のホースを吸引器に繋げ、鼻にあてて鼻水を吸引します。スイッチ式でオン・オフができ、ダイアルで圧力の調整もできます

主に鼻水の吸引の使用となっていますが、カテーテルを接続することで、たん吸引にも使用することができます

ライター おおや

筆者は退院支援で病院から勧められ購入しました。退院時にお世話になった看護師によると、病院でもよくおすすめしているそうです。

電動鼻水吸引器エレノアの使い方

エレノアの使い方を簡単に説明します。

▼動画の使い方はこちら

STEP1:本体の組み立て

本体に、吸引ホース、コネクター、吸引チップまたはカテーテルを取り付けます。

電動鼻水吸引機本体の吸引ホース、コネクター、吸引チップの付け方

STEP2:圧力の調整

吸引ホースを曲げて吸引圧をあげて、ダイヤルを回して圧力調整をします。

※圧力は大体10から20kpaで設定しています。

STEP3:吸引

最初に吸引ホースに約20cc水を吸ったら吸引が開始できます。

ライター おおや

付属のチップでの鼻水吸引、吸引カテーテルでのたん吸引、どちらも同じ手順です。

電動鼻水吸引器エレノアのメリット

実際にエレノアを使っている中で感じているメリットを紹介します。

しっかり吸引できる吸引力

エレノアは、持ち運べる吸引器の中ではしっかりと強めの圧で吸引ができるパワフルな吸引器です。電動のため音は少し大きく感じますが、その分「しっかりと鼻水や痰が取れている」と感じられる満足な吸引力があります。

奥にある鼻水もしっかり吸ってくれるので、何度も鼻にチューブを入れる必要もありません。吸引が短時間で済むので子どものストレスも軽減できています。

ライター おおや

なかなか吸えないとスッキリしてほしいが故に、グイグイやってしまったり何十秒も入れてしまったりと本人も辛い時間になってしまうので吸引力は重視しました。我が子は鼻腔が狭いこともあり、鼻水やたんが詰まりやすく夜も鼻詰まりが辛いことで眠れないことが多い日々でした。エレノアは比較的奥のしつこい鼻水もスッと吸引してくれるので本人のストレスもだいぶ軽減している印象です。

圧力が調整できる

エレノアには圧力計がついているため、吸引圧力メーターを見ながら最適な圧力で吸引できるので安全に奥の鼻水までしっかり取れます。

ライター おおや

エレノア導入前は圧力計がついていない吸引器を使用していたのですが、頻繁に吸引が必要な我が子にとって圧力を確認せずに吸引することは事故に繋がる可能性があるとアドバイスをもらい、圧力計がついていて圧力調整ができるエレノアを選択しました!

コンパクトなサイズで使用からお手入れまでトータルで使いやすい

本体が960グラムとにかく軽く、持ち運びがしやすいです。サイズもコンパクトで小型のトートバックにも問題なく入るのも嬉しいポイントです。

また、パーツが比較的少ないのでお手入れもしやすいため、毎日の小さいストレスを減らすことができています。

外出時や緊急時にも便利な電池ボックス

エレノアは、電池ボックスを別料金で追加購入することで単三電池でも使用できます。外出時に万が一電池が切れても、単三電池はコンビニやスーパーなどで手に入りやすく便利です。

ライター おおや

電池ボックスで使用した場合の音の大きさが比較的静かなのもうれしいポイントです。

また、災害時など電気が使えない際に使用できるのも安心。アルカリ乾電池8本で使用でき、連続約40分使用可能です。

使いやすい収納バッグ

エレノアには、収納バッグが付属されています。この収納ボックス、電池ボックス、コンセントを入れてもピッタリとシンデレラフィットするので使いやすさも抜群です!

収納バックに、付属用の電池ボックスを入れている
キッチンのカウンターに、電動鼻水吸引機を入れた収納バックを保管している
ライター おおや

我が家はサッと使用できるように収納バッグの中にエレノアとケアセットをまとめてキッチンのカウンターに置いています。専用バッグのおかげでスッキリ清潔に保管できているのでお気に入りです。

ホース入れが使いやすい

エレノアには「ホース入れ」がついているのですが、吸引中や吸引後にホースをサッと入れられるのでとても便利です。

電動鼻水吸引機の使用中に、付属のホースを置けるホース入れの写真
ライター おおや

ホースは、吸引しているときに置き場所に困りがち。さっと置ける工夫がしてあるのがとてもありがたいです。

可愛らしい色味なこともあり子供も受け入れやすい

イエローグリーンとピンクの可愛らしい色味なこともあり、馴染みやすいので子供も受け入れやすいです。

ライター おおや

我が子は、おもちゃかな?と思ったようで自ら触れていました。色々な医療機器を目の当たりにする機会が多いからこそ馴染みやすいデザインであることは安心感もあり受け入れやすいのかな?と実感しました。

電動鼻水吸引器エレノアの注意点

カラーの選択肢が増えると嬉しい

エレノアのカラーは現時点では1色のみの展開です。カラーは選べないので、どうしても好みのテイストがある方は注意しましょう。

ライター おおや

他のカラーの組み合わせがあると子どもや保護者の好みや特性に合わせて選択できて嬉しいですね!

コンセントでの電源を入れた際は少し音が大きい

コンセントで電源を入れて使う時の吸引の音が少し大きめです。普段使う分には気になりませんが、夜の睡眠時や家の中が静かな時は吸引の音や振動が大きく感じる人もいるかもしれません。

電池ボックスでの吸引時は圧がかかるまでに少し時間がかかる

電池ボックスで使用する際は、コンセント使用に比べ圧がかかるまでに少し時間がかかります。吸引するタイミングに合わせて、電源を立ち上げておくことが必要です。

ライター おおや

気になるところはあるものの、我が家は吸引力とお手入れ、保管のしやすさという点で選んでよかったと思っています。災害時に電池で使用できるところも安心です。吸引とは別に他のケアもリズムよく行いたい時にホース入れがあることでスムーズに作業できるのも個人的にはストレス軽減に繋がっています。

電動鼻水吸引器エレノアの購入方法と料金

電動鼻水吸引機エレノアは、オンライン購入が可能です。Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどでも販売しています。

本体価格はおおよそ、¥19,800〜¥20,000程で販売されていることが多くなっています。販売価格や送料の有無などが各サイトで異なるため、購入の際は比較した上での購入がおすすめです。

ライター おおや

我が家では電池ボックスセットを購入。Amazonで¥25,850ほどでした。

電動鼻水吸引器エレノアに我が家は満足

呼吸が苦しいのは大人でも辛いことですが、うまく言葉でつらさを伝えることができない子どもは「苦しい」「つらい」などを上手に訴えることができません。

ライター おおや

なるべく楽にしてあげたい、と筆者もなるべく我が子に合うものを試行錯誤して試してきました。

筆者の家庭でも鼻水やたんをしっかり吸引してあげることで、風邪症状の悪化からの入院や陥没呼吸になる機会も減らすことができていると感じます。子どもの吸引の1回の長さや頻度などによって合うものは違いますので、医師に相談しながら、我が家のエレノアのようにその子に合ったものを見つけてみてくださいね。

▼吸引器「べべキュア」の紹介記事もあります


ファミケアの掲載記事およびコラムに関しては、当事者および専門家によって作成しておりますが、全ての方に当てはまる情報ではございません。投稿された情報の利用により生じた損害について、ファミケア運営元では責任を負いかねますので、あくまでもご家庭での判断のもと参考情報としてご利用ください。また、特定の施設や商品、サービスの利用を推奨するものではありません。

電気鼻水吸引器「エレノア」とは?

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この記事を書いた人

元映像クリエイター。希少な染色体異常により沢山の病気を持った我が子を愛する母です。
大変だけど不幸ではない、なんとかなると思える社会にしたい!そんな気持ちで皆様に寄り添える記事を書きます。

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