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発達障害のある子どもは不安が強い?不安を感じやすい理由や場面、みられやすい行動を解説

発達障害のある子どもは不安が強い?不安を感じやすい理由や場面、みられやすい行動を解説
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子どもが見せる癇癪こだわりの背景には、その特性から生まれる不安感が潜んでいる可能性があります。ただし、不安を引き起こす場面や不安の強さ、そしてその不安が行動として現れる形は一人ひとり違うものです。

本記事では、発達障害の子どもが不安を感じやすい理由や場面、不安を感じた際にみられる行動について詳しく解説していきます。

わが子は何故よく不安がっているの…?

そうお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

発達障害のある子どもが不安を感じやすいのはなぜ?

脳にある「縫線核(ほうせんかく) 」では、不安な気持ちを落ち着かせるなどの作用がある神経伝達物質「セロトニン」が作られています。発達障害のある子どもは、このセロトニンの分泌量が先天的に少ないため、不安を引き起こしやすいのが特徴です。

また、以下のように、感覚の過敏さや環境の変化への適応の難しさなどからも不安になりやすいと考えられています。

感覚過敏からくる不安

発達障害のある子どもは、音や光、触覚などに対して過敏な反応を示しやすい傾向があります。例えば、教室の蛍光灯のちらつきや、給食の匂い、衣服の縫い目の感触などが強い不快感を引き起こすケースも少なくありません。

感覚の過敏さは、学校生活や日常生活で大きなストレスを感じるきっかけになるだけではなく、不安を大きくしてしまう原因にもなり得ます。

予定変更への不安

急に予定を変更すると、いつも癇癪を起こす…

そう感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。

発達障害のある子どもの場合、見通しの持てない状況に対して強い不安を感じやすい傾向があります。例えば学校生活においても、いつもと違う通学路を使わなければならない場合や、急な校外学習の変更などでパニックになってしまうケースは珍しくありません。

これは、状況に応じて臨機応変に対応するのが苦手だったり、特定の行動パターンや環境へのこだわりがあったりなど、発達障害の特性が背景にある可能性があります。

コミュニケーションの難しさからくる不安

社会性の課題を抱えやすいのも、発達障害児の特徴の一つです。相手の表情や声のトーンから感情を読み取ることが苦手なため、友達とのコミュニケーションや集団行動に不安を感じやすくなります。

会話のキャッチボールができなかったり比喩や冗談などの抽象的な表現が苦手だったりすることで、失敗体験を繰り返してしまい「周りの子とうまく馴染めない…」と強いストレスを感じてしまう子どもも少なくありません。

発達障害の子どもが不安を感じるとどうなる?

発達障害のある子どもが感じる不安は、さまざまな形で表現されます。日常生活のどのような場面で不安を感じ、行動としてどのように現れるのかについて詳しくみていきましょう。

発達障害の子どもが不安を感じやすい場面

発達障害のある子どもが不安を感じやすい場面として、主に以下のようなものが挙げられます。

▼環境の変化に関する場面

  • 入学や進級、転校など大きな環境の変化
  • 教室の机の配置変更などの小さな環境の変化
  • 普段と異なる道を使う必要がある場合
  • 慣れない場所への外出

▼学校生活での場面

  • 運動会や文化祭などの学校行事
  • 複数の課題を同時にこなさなければならない状況
  • 時間に追われる場面
  • 予定が明確でない活動

▼感覚過敏による場面

  • 人混みや騒がしい場所
  • 特定の音(機械音、人の声など)
  • 強い光や点滅する光
  • 特定の触感(服の素材、給食の食感など)
ライターMizuki

自閉スペクトラム症と診断されている筆者の娘も、急な予定変更や細かな変化、人の話し声などに苦痛や不安を訴えやすい傾向があります

発達障害のある子どもが不安を感じた場合の行動

「発達障害だから、不安になったら必ずこんな行動が出る」あるいは「不安なときにこんな行動が出るから発達障害」と決まっているわけではありません。不安を感じた際の行動は、子どもによって一人ひとり異なります

しかし、特性によって特定の行動パターンがある程度現れやすいのも事実です。発達障害の子どもが不安を感じた場合にみられる主な行動には、以下のようなものが挙げられます。

▼その場ですぐに現れる反応の例

  • 突然泣き出す
  • その場から逃げ出す
  • パニック状態になる
  • 声を上げる、叫ぶ

▼身体的な反応の例

  • 頭痛を訴える
  • お腹が痛いと言う
  • 吐き気を感じる
  • 体が硬直する

▼行動の変化の例

  • 特定の行動へのこだわりが強くなる
  • 好きな物や話題について繰り返し話す
  • 同じ動作を繰り返す(常同行動)
  • 普段より落ち着きがなくなる

▼場所による違いの例

  • 家庭では見られない行動が学校で現れる
  • 慣れない場所でより強く不安を訴える
  • 安全な場所を探して移動を繰り返す
  • 特定の場所に固執する

発達障害のある子どもの不安に寄り添うために

子どもが不安を感じて癇癪やパニックを起こすと、親として何をしてあげられるか考えてしまいますよね。適度な不安感警戒心や慎重さは、起こりうる状況に対して準備を整えてできる限りの対策を考えるための重要な感情といえますが、あまりに強い不安感は和らげてあげたいものです。

発達障害の子どもが不安を感じる理由や場面について理解できたところで、親子で不安感と上手に付き合うための対処法についても考えていきましょう



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発達障害のある子どもは不安が強い?不安を感じやすい理由や場面、みられやすい行動を解説

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この記事を書いた人

日本心理学会認定心理士、サービス介助士。「自分らしさを忘れない」をコンセプトに、自閉スペクトラム症の娘との暮らしをゆるりと楽しむママです。フリーライターとして臨床心理・介護・児童福祉・療育関連のコンテンツ制作および書籍編集などに携わりながら、児童福祉施設へも訪問しています。

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