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レゴランドが「認定自閉症センター」に日本で初認定!家族が訪れやすくなる園内の工夫・便利なサービスについても解説

レゴランドが「認定自閉症センター」に日本で初認定!家族が訪れやすくなる園内の工夫・便利なサービスについても解説
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愛知県名古屋市のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」は2024年5月に自閉スペクトラム症を抱えるゲストに対し適切な対応に取り組んでいる施設として、日本で初めて「認定自閉症センター(CAC)」に認定され、2024年7月1日より本格的な運用が開始されました。

今回の記事では、そんなレゴランドが自閉症スペクトラム障害を含む障がいがあるゲストにとってどう便利なのか?や園内の工夫について解説します。

目次

「認定自閉症センター(CAC)」とは?

「認定自閉症センター(Certified Autism Center)」とは、対人関係の困難さやこだわりの強さなど、発達障害の一つである「自閉スペクトラム症」を抱えるゲストとその家族がサポートを受けられ、過ごしやすい場所であると認定されることでアメリカのIBCCES(国際資格認定・生涯教育基準委員会)より付与される認証資格です。

レゴランドが「認定自閉症センター」に日本で初認定!家族が訪れやすくなる園内の工夫・便利なサービスについても解説

認証を受けるには、接客を担当するスタッフが自閉スペクトラム症や感覚過敏症に対する適切な支援を学ぶため、IBCCESによる特別なトレーニングを受講し、80%以上が認定試験に合格する必要があります。

レゴランドでは、ゲスト対応を行うスタッフのうち93%(815人)が基準をクリアしたことで認定へと至ったそうです。

障がいがあっても安心して楽しめる!レゴランドの便利なサービス3つ

具体的に、レゴランドが障がいがあるゲストも楽しめるよう提供しているサービスを3つご紹介します。

アシストアクセスパス

レゴランドが「認定自閉症センター」に日本で初認定!家族が訪れやすくなる園内の工夫・便利なサービスについても解説

長時間アトラクションの列に並ぶことが難しい方は、待ち時間を好きな場所で過ごすことができる「アシストアクセスパス」を利用することができます。

ファミケアちゃん

ただし、アトラクションの待ち時間分を経過するまで他のアトラクションに乗ることはできないので、注意してね!

発行対象者:身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の所持者、また疾病や負傷などにより、体の機能が低下している方などお付き添いのサポートが必要かつ、長時間の待機が難しい方

さらにレゴランドでは、それぞれのアトラクションごとのバリアフリー状況や利用基準について公開しています。アトラクションの利用を検討されている方は事前に見ておくと安心です。

アトラクションの利用基準
https://www.legoland.jp/media/eskmsijr/criteria-for-customers-with-disabilities-ver3-2.pdf

感覚ガイド

レゴランドが「認定自閉症センター」に日本で初認定!家族が訪れやすくなる園内の工夫・便利なサービスについても解説
Screenshot

刺激に対して敏感な方も安心してレゴランドでの時間を楽しめるように、全てのアトラクションに、触覚、味覚、聴覚、臭覚、視覚の刺激の強さを11段階で示した「感覚ガイド(IBCCES監修)」が設置されています。

ファミケアちゃん

アトラクションの照明の明るさや音の大きさなどが事前にわかっていると、園内での行動計画も立てやすいね!

また、パーク内のBGMや効果音を抑制するイヤーマフの貸し出しや、音や光などの刺激の少ない「クールダウンスペース」として応接室や救護室(ファーストエイド)も利用ができるとのこと。利用を希望される方は、ゲストサービスに声をかけてみてくださいね。

車いすレンタル

レゴランドでは、車いすの貸出しサービスも利用することができます。利用の詳細は以下の通りです。

レンタル料金:500円
レンタル場所:ビッグ・ショップ
対象:1サイズのみご用意しております。体重制限があり、100kg以下の方が対象となります。
※取扱い内容、および料金は予告なく変更になる場合があります。
※数に限りがあります。

ファミケアちゃん

もちろん、いつも使用しているお手持ちの車いすを園内で利用することもできるよ!

その他、レゴランドの便利なサービスについてはこちらもあわせてご確認ください。

https://www.legoland.jp/resort-guide/service/info

レゴランドへ遊びにいくには?チケットについて

レゴランドの1Dayチケットの価格は、来場日時によって変動しますが以下の通りです。

こども (3〜18歳) ¥3,300〜
おとな(19歳以上)¥4,500〜

レゴランドには障害者割引はありませんが、障害者手帳を持っている方の付添者(16歳以上)の入園料は無料となります(※)。

※対象となる手帳:身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、障がい福祉サービス受給者証(等級は不問)
※購入者1名につき、付添者1名分が無料

ファミケアちゃん

ただし、付添者1名分の入園料が無料となる対応は、パークエントランスでの対応のみでWEBサイト等では対応していないそうなので注意してね!

チケットについての詳細はこちら
https://www.legoland.jp/tickets/1daypass

【公式】障がいのあるお客様へ
https://www.legoland.jp/resort-guide/service/guests-with-disabilities

障がいがある子も訪れやすい◎レゴランドを楽しもう

日本初「認定自閉症センター」に認定され、障がいや特性がある子も楽しめる工夫がたくさんのレゴランド。この記事で解説した便利なサービスを活用して、ぜひご家族のお出かけ先として訪れてみてください!


ファミケアの掲載記事およびコラムに関しては、当事者および専門家によって作成しておりますが、全ての方に当てはまる情報ではございません。投稿された情報の利用により生じた損害について、ファミケア運営元では責任を負いかねますので、あくまでもご家庭での判断のもと参考情報としてご利用ください。また、特定の施設や商品、サービスの利用を推奨するものではありません。

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この記事を書いた人

Webライター。小学生の長女は生後まもなく細菌性髄膜炎となり、現在もてんかんの服薬を続けています。夫と身体は小さいものの運動神経抜群の長女と9歳差の次女と2020年よりシンガポールで生活中。

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