付き添い入院中はとにかく食事に困る!
付き添い入院中に持ち込めるおすすめの食べ物は?
子どもが入院したときに病院によっては必要な親の付き添い入院。そのときに大きな悩みのひとつになるのが食事ですよね。付き添う保護者の食事は出ないため、毎日食べられるものが限られてしまい、栄養が偏ったり食事の楽しみがなくなったりと困る方が多いのではないでしょうか。
今回は付き添い入院が必要になった保護者向けに、付き添い入院経験者ママが付き添い入院時におすすめの食品や持ち込み食事を選ぶ時の工夫をご紹介します。
▼食事持ち込みおすすめリストはこちらからどうぞ(スプレッドシートが開きます)
付き添い入院中の食事の悩み
温かいものが食べられないことがある
入院する病院の施設や設備によっては、温かいものを食べられないことがあります。レストランや売店はあっても営業時間内に行けなかったり、ゆっくりと座って食べる時間が確保できなかったりすることも。
筆者のかかりつけ病院はレストランや売店の営業時間が20時頃までです。そのため昼間は温かいものが食べられますが、お店が閉まっている夜の時間帯は難しくなります。
栄養が偏る
付き添い入院中の食事は、基本的に院内のコンビニや売店で済ませることがほとんどです。選択肢が少なく、また出来合いのもので済ませることが続くことで栄養が偏りがちになってしまいます。
付き添い入院中はどうしても野菜が不足しがちになります。栄養の偏りは疲れの原因にもなります。
費用がかさむ
毎回の食事をお店で購入することになるため、どうしても費用がかさみます。
必要なものだけ、と思っても意外にレジで大きな金額になっていることもあります
同じものばかりで飽きる
付き添い入院中は食事を購入できる場所がかなり限られます。院外に出られないことも多いため、院内に一つしかない小さな売店やコンビニで買うしかない場合も。そのため、毎回の食事が同じようなメニューになり、食の楽しみが減ってしまいます。
筆者は付き添い入院中、無性に自炊した料理が食べたくなります。どうしても味の濃い食事が続くからかもしれません。
食事を持ち込む時のポイント
ポイント1:手間をかけすぎない
付き添い入院中は睡眠環境が悪く熟睡できなかったり、子どものケアがあったりと疲れがたまりやすい環境で過ごさなければいけないため、持ち込む食事は、簡単に開封や温めが可能で片付けの手間がかからないものを選ぶのがおすすめです。常温保存が可能で、温めはレンジでできるものを選びましょう。
ポイント2:手軽に栄養バランスが取れる方法にする
付き添い入院を乗り切るためには、栄養を意識して自分の健康状態を整えることが大切です。手軽に栄養バランスを整える方法を探しましょう。
ポイント3:費用をおさえられるところはおさえる
自炊ができる環境がないため、どうしても日々の食費がかさんでしまいます。環境的にも体力的にも費用を抑えることが難しい場合は、飲み物や朝食のみの節約を意識してみる、といった工夫がおすすめです。
ポイント4:自分が安心できるもの、好きなものを持ち込む
ときに手間やお金がかかっても、自分自身を労わるために、好きなものや安心できるものを持ち込むことはとても大切です。
ポイント5:紙コップや紙皿・割り箸を用意する
持ち込みの食事や飲み物を口にするときは、使い捨てコップやお皿があると便利です。割り箸は院内の売店やコンビニでお箸を受け取り忘れてしまった時に役に立ちます。
手間をかけないで、栄養バランスをとって、食費も気にして、でも好きなものは存分に!と、なんだか矛盾した提案ばかりになってしまいましたが、付き添い入院中の自分にとってその時に何が大切になるかは変わっていきます。全てを完璧にしようとはせず、自分と家族の生活を大切にできる範囲で工夫していきましょう。
付き添い入院中の持ち込みにおすすめの食べ物28選
温かい食事
病院内で手軽に食べられる温かい食事をご紹介します。できれば常温で保存できるものを選ぶとよいでしょう。
野菜スープ
常温保存かつレンジで温めが可能です。容器をそのまま使い捨てられるのもポイントです。
湯せんができる方はこちらのスープもおすすめ。
冷凍食品ですが、野菜がたっぷり摂れます。レンジで温め可能。
レンジで温める主食
レンジで温めるだけで容器に移さずにそのまま食べることができます。
色々な味のごはんで気分転換にも。
お湯を注ぐスープやスープパスタ
付き添い入院が長期化するにつれて、疲労で食欲がなくなってくることがあります。そんな時もスープやスープパスタなら食べやすいこともあるため、重宝します。
やっぱりお味噌汁
お味噌汁でホッと一息。減塩も嬉しいポイントです。
外出ができないのでお味噌汁で全国巡りはいかがでしょう。
栄養が取れる食事
どうしても栄養が偏りがちになってしまう付き添い入院。院内に持ち込めて手軽に栄養を整えることができる商品をご紹介します。
野菜を補う
ジュレタイプで手軽に野菜を補うことができます。
冷凍食品ですが、野菜メインのヘルシーな食事です。
手軽に栄養補給できるもの
時間がない時も大活躍の栄養補助食品。コンビニで都度買うよりもまとめ買いで常備する方が節約にもなります。常温でコンパクトに置いておけることもポイントです。
健康ドリンクで整える
付き添い入院中はストレスと運動不足で疲れやすくなるので、腸内環境を整えることを意識するとよいです。
コスパ良しの食事
毎回の食事を売店やレストランでしているとどうしても食費がかさんでいきます。入院が長期化するとなおさらです。無理なく節約ができそうな商品をご紹介します。
飲み物で節約する
ろ過機能付きのボトルで、水道水をろ過しながら飲むことができます。
温かいお茶を飲むとき、ティーバッグとコップを用意すると節約になります。
ミルク珈琲やミルクティーが好きな方におすすめの商品です。牛乳を購入すると冷蔵庫の容量を使ってしまうので粉末タイプが便利です。
色々な味が選べて一つ当たり108円でお得です。コモパンは賞味期限が長く、コスパも良い商品です。
シンプルなパンが好きな方はこちらもおすすめです。
人気の完全食。1食2袋で1日に必要な栄養素の1/3を補う低糖質パンです。食事を一食、こちらに置き換えると節約にもなります。
自分のためのご褒美食事
いつも口にするお気に入りや、普段は買わない特別な食事を用意してみるのも気分転換になります。差し入れとしてもおすすめです。
飲み物
お湯を注ぐだけでスターバックスの気分を味わえます。
包装やパッケージがかわいくてテンションが上がります。
普段は買わないような高級なお茶を用意するのも気分が上がります。
スイーツ
常温で保管できます。不足しがちなビタミンも補うことができます。
疲れに効くドリンク
ここぞという時の栄養ドリンク。元気の前借りにならないよう、使うタイミングに注意しましょう。
栄養不足や疲れを改善し、お肌の調子も整えてくれます。
ノンカフェインで睡眠の質が上がるものもおすすめです。
無理のない範囲で食事を工夫しながら付き添い入院を乗り切ろう
付き添い入院は一時的なもの、環境が整わないのは仕方のないこと、だから食事も我慢しようと思うかもしれませんが、少しの工夫と準備でつらさが大幅に軽減することもあります。今回の記事を参考に、付き添い入院の食事の悩みが少しでも減ることを願っています。
▼こちらの記事では付き添い入院生活に便利なグッズを紹介しています。
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