入院付き添いに何を持っていけばいいかわからない
一緒に付き添う保護者向けの必要な準備物が知りたい
付き添い入院の準備をする時に、どんな物が必要なのか困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は一緒に付き添う保護者向けに、付き添い入院経験者ママが付き添い入院の持ち物を準備する時のコツやあると便利なグッズをご紹介します。
▼紹介したリストは以下のシートでリスト化しています。印刷やダウンロードして自由にお使いください。(Googleスプレッドシートが開きます)
付き添い入院の持ち物準備のコツ
ポイント1:服装はともかく身軽なものを
付き添い入院は想像以上に疲れがたまりやすいので、服装は動きやすく身軽な衣服を用意しましょう。また入院病棟は温度設定が高く、現場の医療者も半袖で働くのが一般的です。そのため、薄手の服に温度調節用の羽織りを用意するのがおすすめです。
ポイント2:睡眠対策はしっかりと
付き添い中の睡眠環境ははっきり言ってとても過酷です。大きな電子音で何度も起こされたり、小さな簡易ベッドや子どもとの添い寝で熟睡が難しい環境が続くかもしれません。少しでも眠れるように、枕や耳栓などの睡眠対策グッズも忘れずに用意しましょう。
ポイント3:物品は余分なほど持っていく
頻繁に病院と自宅を行き来できなかったり、予定通りに洗濯や物品補充ができないことがあります。衣服やオムツ等の消耗品は余分に持っていくと安心です。
ポイント4:娯楽用品も忘れずに用意する
付き添い入院中は、子どものそばを離れられない時間が多くあります。自分自身が病室やベッドの上でも楽しめるよう、書籍やなどの娯楽グッズも忘れずに持っていきましょう。
ご紹介するものの中には、病院によって持ち込み不可のものやあらかじめ備え付けのあるものもあります。入院の案内を受ける際には、施設やシステムについて事前に確認をするようにしてくださいね。
付き添い入院のおすすめ便利グッズ
▼動画でも便利グッズを紹介しています。
収納グッズ
S字フック
ちょっとした荷物や袋をベッド柵へ吊るしたい時に便利です。ものを持ち上げる度にフックが一緒に外れてしまわない形のものがおすすめです。
車用収納用品
ベッド柵にかけられる収納や置き型収納としておすすめ。入院中以外は車内で使えるところもポイントです。
ドライネット
S字フックを使って吊るすと一気に収納が増えます。通気性が良いので、洗った後のスプーン・フォーク等の食器類の収納にもおすすめ。
折りたたみ式かご
おもちゃ等の小物の整理をする時に1つあると助かります。
生活のための日用品類
置時計
病棟内に時計がなかったり、カーテンを締めると見えないことが多いので、あると便利です。
入院中は食事時間や医師の巡回など、タイムスケジュールが細かく指定されています。そのため自然と時間を確認する動作が多くなります。都度スマートフォンを開くのは手間なので置いておくと地味に助かります。
キッチンペーパー
子どもが食事中に汚した時など、吸水性も高くてティッシュよりもとにかく使えます。
ゴミ箱
すぐそばにゴミ箱があると、ゴミ捨ての際にベッドを離れなくて済むので設置がおすすめです。張り付けることができる袋やビニール袋をS字フックでかけておくという手もあります。
ドライヤー
一部の病院では、ドライヤーの貸し出しがありません。ドライヤーの有無や使用に関するルールを確認してから持参するようにしましょう。
また、髪が長く乾かすのに時間のかかる方も、個人でドライヤーを持ち込むことで時間を気にせず使う事ができます。コンパクトでパワフルなものがおすすめです。
卓上ポットや保温水筒(病棟内で飲食可能な場合)
給湯室で入れた熱湯を床台に常備できます。ドリップ珈琲やお茶、お味噌汁などを飲む際に大活躍します。
紙コップや紙皿(病棟内で飲食可能な場合)
病棟で毎回食器を洗うのは手間になります。使い捨ての紙コップやお皿はとても重宝します。
保護者向け快適グッズ
履物・スリッパ
履物を選ぶ時のポイントは以下です。
- 脱ぎ履きのしやすさ
- 通気性の良さ
- できれば滑りにくいもの
病院の中では、トイレや売店へ行ったり、ベッドの上で子どもと過ごしたりと、履き替える動作が多いです。また、シャワー後に履き替えることを考え通気性が良いものがおすすめです。
運動靴は脱ぎ履きが手間に、スリッパはものによっては滑りやすく病院の外へそのままいけないというデメリットがあります。
クッション
長時間ベッドの上で座ったり横になる時にクッションがあると姿勢が楽です。授乳クッションで代用するのもおすすめ。
アイマスク
眠るときに光が気になる方はアイマスクを用意しましょう。病院によっては看護師の方の夜間巡回などで、就寝時に明るくなるシーンもあります。
耳栓
付き添い中は夜中も電子音や看護師の巡回でなかなか熟睡することが難しい環境にあります。アイマスクと同様に睡眠対策として耳栓があると安心です。
加湿器
一般的に病棟内は非常に乾燥しています。小型の加湿器があると湿度が上がり快適になります。小型かつコードレスタイプがおすすめです。
マッサージャー
簡易ベッドでの睡眠や子ども用ベッドで添い寝を続けていると、寝返りがうちにくく身体がバキバキになります。身体をほぐすグッズを既にお持ちでしたら是非病院へ持っていきましょう。
子どものためのグッズ
子どもが遊べるものや過ごしやすいグッズを揃えることで、保護者の負担軽減に繋がります。
DVDプレイヤーやタブレッド
備え付けのテレビを視聴するにはテレビカードを購入する必要がありますが、DVDプレイヤーを持ち込むことで好きなだけDVDを見ることが出来ます。子ども用DVDは病棟で自由にレンタルできることが多いです。
またiPadや子ども用タブレットの持ち込みで動画を見ることもできます。
小さめの机
ベッドの上でお絵描きをしたり、食事を取る際に小さめの机があると便利です。使わない時に折りたためるものが良いでしょう。また、縁取りがあり水がこぼれたりペンが転がり落ちない工夫がされている商品がおすすめです。
小児病棟には、おもちゃの貸し出しやキッズスペースがある施設が多いです。行動制限がある場合はベッドの上へおもちゃを持っていって遊びます。
親向け娯楽用品
子どもが落ち着いているときや寝ているときに、自分の時間を持つことができます。ベッドから離れなくても省スペースで楽しめるものがおすすめです。読書や裁縫、動画視聴など、自分の好きなものを持ち込むようにしましょう。
書籍
紙の書籍もよいですが、電子書籍リーダーは消灯後の薄暗い病室の中でも使用できるのでおすすめです。
作業系暇つぶしグッズ
黙々と何かをしたい方は、工作やアート系の制作物を持ち込むと自分の世界に没頭できます。
電子機器関連
延長コード
デバイスの充電やその他の電子機器類の使用でコンセントが近くに必要になります。ベッドの傍にある場合は良いのですが、そうでない場合は延長タップを用意するようにしましょう。
タブレットホルダー
スマートフォンやタブレットで動画を楽しむ時は、アームスタンドをベッドに固定すると便利です。
ポケットWifi
院内のwifiが使えない場合や速度が遅い場合があります。事前に調べておきつつ、必要に応じてポケットwifiの持参がおすすめです。
便利グッズで入院付き添いを乗り切ろう
今回は、入院付き添いで使える便利グッズをご紹介しました。付き添いが始まるまではイメージしにくい困りごとがたくさんありますよね。準備のコツや便利グッズの事前準備で少しでも困りごとを減らせると嬉しいです。
▼こちらの記事では付き添い入院に持ちこみたい食事のおすすめも紹介しています。
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