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能登半島地震で被災した障がい者が必要とする物資を過不足なく届けるためのプラットフォーム「届け.jp」

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「『社会障害』を攻略する」をミッションに活動する⼀般社団法⼈障害攻略課は、一般社団法人Smart Supply Visionと連携し、2024年元日に発生した能登半島地震により被災された障がいのある方に向けて、当事者が本当に必要としている支援物資を過不足なく届けるためのプラットフォーム「届け.jp」を開設しました。

▼届け.jp URL

https://todoke.jp

ライターRisako

筆者も「届け.jp」から支援を行いましたが、簡単かつ的確な支援を行えました!実際の支援方法についても下記で解説します。

目次

一律の支援では救えない障がい者や高齢者

携帯筆談機や補聴器の電池、床ずれ防止シーツ、排尿排泄を管理する衛生用品など、障がい者や高齢者が避難生活で必要とする物資は、一般的な支援物資とは異なるものが多くあります。そのため、支援が後回しになってしまう状況が東日本大震災の時に発生しました。

「届け.jp」の開設を行った一般社団法人障害攻略課によると、この度の能登半島地震においても「珠洲市、輪島市、能都町の福祉担当の方々からの物資の支援依頼リスト」の中に上記のような福祉機器が含まれていたそうです。さらにこれらは氷山の一角で、他にも物資がなく困っている障がい当事者が能登半島に多くいるのでは、という思いからプラットフォームの開設に至ったと言います。

「届け.jp」での支援の方法

届け.jpのサイト内で支援物資の状況を表示しているページ

「届け.jp」での寄付の方法は以下の通りです。

まず「届け.jp」のWebサイトにある各自治体の「支援する」ボタンをクリックします。すると、各自治体の支援状況やいま足りない物資が一目でわかるページに飛びます。

届け.jpで支援するボタンをクリックすると出る画面。何の物資を支援するか選択できるようになっている。

上記のようなページに飛んだら、支援する物資を選んで「Amazonで支援する」もしくは「カートに入れる」のボタンをクリックし、決済を行えば支援完了です。

寄付が行われた物資の配送状況や、いま必要とされている物資の情報等は「届け.jp」のタイムラインのページにてリアルタイムで更新されています。

また、この度の能登半島地震の影響で、物資などが不足している障がいのある方からの情報も募集しております。情報をお持ちの方は、下記の連絡先までぜひ連絡をしてみてください。

▼石川バリアフリーツアーセンター

電話:090-1630-1352
E-mail:tabi@ibarifuri.com

災害時に無駄のない的確な支援を障がい者にも

実際に筆者も「届け.jp」から寄付をしましたが、実際に必要とされている物を選んで必要な分だけ支援ができたため、的確かつ無駄のない支援が行うことができた実感が持てました

もちろん他にも募金などさまざまな支援方法があり、どの方法にもメリット・デメリットは存在すると思いますが、「届きました」報告が写真つきで見られることもあり、寄付を行った物資が実際に役立つイメージも湧きました。

このようなプラットフォームを通して、障がいのある方も支援の網から漏れることがないように、ぜひみなさまも寄付を検討されてみてください!

このたび令和6年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする大規模な地震により、犠牲となられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。

ファミケア編集部では、今後も疾患児・障がい児とそのご家族のみなさまに向けた防災関連情報を引き続きアップデートしてまいります。


ファミケアの掲載記事およびコラムに関しては、当事者および専門家によって作成しておりますが、全ての方に当てはまる情報ではございません。投稿された情報の利用により生じた損害について、ファミケア運営元では責任を負いかねますので、あくまでもご家庭での判断のもと参考情報としてご利用ください。また、特定の施設や商品、サービスの利用を推奨するものではありません。

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この記事を書いた人

Webライター。小学生の長女は生後まもなく細菌性髄膜炎となり、現在もてんかんの服薬を続けています。夫と身体は小さいものの運動神経抜群の長女と9歳差の次女と2020年よりシンガポールで生活中。

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