こんにちは、ライターのヨーゼフです。
10月22日(日)、東京都にある多摩市総合福祉センターで行われた「福祉フェスタ2023」へ行ってきました!
今回は福祉フェスタに参加したことがない方も、どんなイベントか感じていただけるように会場の様子をレポートします。
今回はファミケアちゃんと回ってきましたよー!
多摩市で開催している「福祉フェスタ」とは
福祉フェスタは、多摩市内やその近隣で活動している福祉団体が参加するイベントです。2023年度は10月22日(日)に開催されました。福祉団体の方々の活動や福祉に関する理解を楽しくできるイベントになっています。
会場の総合福祉センターは、普段は高齢者や障がい児・者を中心に利用されている施設ですが、この日は老若男女問わずたくさんの人が訪れていました。
施設の入口に「ヒアリングループマーク」があるのが嬉しい
施設の入口にこんなポスターが貼ってありました。
これはヒアリングループマークといいます。
ヒアリングループマークとは…
“補聴器や人工内耳に内蔵されている磁気誘導コイルを使って利用できる施設・機器であることを表示するマークです。
このマークを施設・機器に掲示することにより、補聴器・人工内耳装用者に補聴援助システムがあることを知らしめ、利用を促すものです。”
ヒアリングループマーク|一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
URL:https://www.zennancho.or.jp/mimimark/mimiloop/
広かったり音が響きやすかったりする場所はどうしても声が聞き取りにくいので、こういったサポートがあるのは聴覚障がいのある人にとってはありがたいです。
…と!ここでもう一人ファミケアスタッフが合流!
ファミケアで記事のライティングや監修をしてくれている、STのササミ先生が会いに来てくれました!
▼ササミ先生が監修した記事はこちら!
ヨーゼフファミリー大喜び。
ファミケアちゃんも喜んでいる気がします。
ということで、ササミ先生と一緒に中を見て回ることになりました。
ちなみに先生の横に貼られているのは、2025年に行われるデフリンピックのポスターです。なんと東京で行われるんですよ~!
デフリンピックとは…
4年に1度行われる、聴覚障がい者のためのスポーツの世界大会です。身体障がい者を対象とした世界大会として「パラリンピック」がありますが、聴覚障がい者が対象の競技や種目はなく、「聴覚障がい者」としてパラリンピックに参加することはできません。そこで、聴覚障がい者のための大会として「デフリンピック」が開催されます。
デフリンピックについて、詳しくはHPでご確認ください。
URL:https://www.jfd.or.jp/sc/deaflympics/about/
心を込めて作られた商品は魅力的なものばかり
福祉施設や障害者施設で作られた作品は、色鮮やかで見ていて楽しいものばかり。
果物デザインのアクリルたわしは使うのがもったいないなと思ってしまいます。
我が家はアクリルたわしを常備しています。洗剤を使わなくても汚れがよく落ちるのが不思議です。
ササミ先生はNPO法人 多摩草むらの会の皆さんが作られたおまんじゅうを買っていました。
私もじゃがいもまんじゅうをいただきました。美味しかったです!
NPO法人多摩草むらの会のHP:https://kusamura.org/
体験コーナーで未知の世界を体験!
点字や手話などを体験できる「体験コーナー」は、ポイントラリーになっていました。
ブースを回ってポイントをためると様々な景品と交換できるようになっています。
我が家は絆創膏などが入った簡易救急セットやレジャーシート、トイレットペーパーなどと交換してもらいました。
体験したブースのマスに、シールをペタリ。
ちなみにここのブースでは試供品をいただくことができました。
ゼリーが試食できるのはありがたいです。しかもこの量で80kcalも摂取できるのは魅力的!
他の栄養素も摂取できるゼリーなども入っていました!
実際ササミ先生の息子さんが試食されたそうですので感想を聞いてみると…
3歳の息子は3口で食べ終わりました(固めのため慎重にあげたので3口になりましたが、1口でも食べれるくらいの量です)。これなら「少量しか食べられない方」の強い味方間違いなしです!
夫と娘と、多摩市音訳グループ繭さんの体験コーナーに移動。
ここでは絵本を音読したものを録音し、それを聞いてみるという体験をしました。
自分の声って意外と聞き慣れていないので、不思議な感覚でした。
繭さんでは視力に障がいがあるなど、活字を読むのが困難な方々に、書籍や市の広報誌等の活字情報を音声化して届けているそうです。
私はこの体験コーナーに出会うまで「音訳」という言葉も知らなかったので、とても良い経験になりました。
この後にはミニ手話教室も体験しました。
難聴児の息子が大好きな「アンパンマン」の手話や、「お腹空いた?」「お風呂入る?」など、身近な手話を教えていただきました。
多摩市音訳グループ繭のHP:https://onyakugroup-mayu.jimdofree.com/
福祉フェスタは身近に福祉を感じることができる楽しいイベントだった!
私も障がい児の親でありながら、このような福祉のイベントに参加するのは初めてで、楽しみと不安の両方を抱えながら参加してみました。
しかし実際に足を運んでみると、イベントの主旨でもある「楽しみながら身近に福祉を感じ、交流を深められた」一日でした。
福祉のイベントは一年を通してあちこちで行われているようですが、特に秋ごろ多く開催されているようです。
周りに福祉に関わっている人がいなくても、むしろ関わりがない方にこそ、ぜひ行ってみてほしいと思います!
外で販売されていた、多摩市身体障害者福祉協会「アートひまわり」さんのフライドポテト、美味しかったなぁ。
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