こどもデイ　はれいろ

支援のポイント・こだわり

「自分が預けたい場所をつくる」当事者の視点から生まれた施設

代表の橋本が医療的ケア児の母としての経験をもとに、「こんな場所があったら」と思い描いた理想を形にしたのが、はれいろです。社会との接点を失いそうになりながらも、同じ悩みを抱える家族の力になりたいと、ゼロから施設を立ち上げました。運営者自身が“預ける側”の気持ちを深く理解しているからこそ、通いやすさや安心感はもちろん、制度ではカバーできない「思い」や「困りごと」にも丁寧に応えてくれる場所です。

保育園のようなあたたかい空間で、遊びと療育を大切に

「はれいろ」は、保育園のような雰囲気を大切にした空間で、子どもたちがのびのびと過ごせる環境を整えています。朝の会や季節の制作、近所へのお散歩など、日常の中に自然に療育的な関わりを取り入れたプログラムを実施。生活リズムや医療的ケアに応じて個別対応もしながら、子どもたちのペースに合わせて、無理のない時間を過ごせるよう配慮しています。子どもが保育園に行くように「楽しかった」「また行きたい」と思ってもらえる、そんなあたたかい居場所です。

「少しだけこの子を見ててくれる人が地域にいたら」を叶える、柔軟なレスパイト支援

病院の受診、美容院、きょうだいの行事など「少しだけ誰かにお願いできたら」と思う瞬間は、医療的ケア児の子育て中にたくさんあります。「はれいろ」では、そんな“家族の予定”も大切にしたいという思いから、スポットでの短時間利用や急な相談にも柔軟に対応。「お風呂だけお願いしたい」「2時間だけ預かってほしい」といった依頼も歓迎しています。家族全体の暮らしが少しでもラクになるように、制度の枠にとらわれずサポートを届けています。

施設コメント

「こどもデイ はれいろ」は、医療的ケアが必要なお子さんやそのご家族のために、当事者である母親が立ち上げた施設です。保育園のようなあたたかな雰囲気の中で、療育的な関わりと心のこもったケアを提供。レスパイトや急な利用相談にも柔軟に対応し、ご家族が“当たり前にできていたこと”をもう一度できるように。そして、日々の中に少しでも“ときめき”や“ワクワク”を感じてもらえるように、はれいろは寄り添い続けます。

１日の流れ